【アボカド栽培】種から育てるアボカドの苗木を大きな鉢へ植え替えたよ!

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ブログをご覧の皆様こんにちは!
鹿児島県「徳之島出身」のブロガー とし( @kedokumango )です。

種から育てるアボカド ということで、スーパーで購入したアボカドの種を水耕栽培などで発芽させる手法をブログで紹介しました。

あのときの苗木が、大きく育ち、種を植え付けたときのポット鉢では小さくなってきてしまいましたので、一回り大きな鉢へ植え替えることにしました。
本日のブログでは、その植替え手順について紹介したいと思います。


 

 

植え替えるアボカドの苗木について見てみよう!

2017年の6月頃からスーパーで購入したアボカドの種と自身で育てて収穫したアボカドの種を水耕栽培やポット鉢に植付けて育てて来ました。

こちらが、その苗木となります。


アボカドの苗木
“アボカドの苗木”

左側から2鉢が、2017年6月にスーパーで購入したアボカドの種をポット鉢に植えて育てたものとなります。

そして、中央の3本は、2017年12月に自身で育て収穫したアボカドからとった種をポット鉢で育てたものです。

最後の一番右側の種が、上記と同じ2017年12月に収穫したアボカドの種を、こちらは「水耕栽培」で発芽させたものとなります。

こうやって比べてみると、土へ植え付けて発芽させたものと、水耕栽培で発芽させたものでは、成長進度にずいぶんと違いが出てくることが、わかりましたよ。

アボカドの種の水耕栽培による育て方や、種の植付け方法については、こちらの記事で紹介していますので、あわせてご覧ください。

実生苗を植え替える鉢のサイズについて

今回は、アボカドの苗木と同時期に「カニステル」という植物の種も一緒に植えておきました。

そちら「カニステル」の苗木で作業の流れを解説したいと思います。

こちらが「カニステル」の苗木です。


カニステルの苗木
“カニステルの苗木”

カニステルの苗木の横には、植え替える一回り大きなポット鉢も準備しました。

こちらのポット鉢へ植え替えていきますが、こうやってみると大きさの違いがわかりやすにではないでしょうか。


ポット鉢の大きさ比較
“鉢の大きさ比較”

これで、一回り大きいということがわかりましたよね。

今回、モデルとなっている「カニステル」という植物がわからないという方のために、ウィキペディアで紹介されている文章を引用して紹介させて頂きます。

果実はエッグフルーツ、クダモノタマゴとも呼ばれる。果実は甘く、粉質で水分が少なく、ゆで卵の黄身や蒸し芋のようなほくほくした食感がある。

一般的なフルーツの芳香や酸味、ジューシーさがなく、食べると口の中の水分を吸うため喉が渇く。食べ頃を判別するのが難しく、完熟にならないと非常に不味である。当たりの果実が数個に1個、または数十個に1個しかないといわれるほど味にバラつきがある果実である。完熟状態になるとマダラ模様の黒いシミが浮き上がり、果皮が弾ける。

カニステルは栽培されている台湾や沖縄でもほとんど市場に並ばないマイナーな果実である。近年まで栽培しても売り物にならなかったことから、「蟹捨てる」、「金捨てる」など沖縄の農家の間で揶揄を込めた駄洒落で呼ばれることがあった。

正直言って、あまり人気のある果樹ではないのですが、話題の種にと、1本だけ育てているものになりますよ。

苗木を植え替える用土について

今回、苗木を植え替える用土についてですが、アボカドの根は細根が多いのですが、簡単に根腐れしてしまうという今までの経験から、水はけの良い用土を準備することにしました。

そこで今回の用土ですが、「鹿沼土」と「赤玉土」を1対1で混合したものを用いることにしましたよ。


植え替えにに用いた用土
“植え替えに用いた用土”

植物の植え替えを行なうときには、どんどん成長して欲しいものだから、肥料とかも混ぜてあげたい気持ちになりますよね。

しかし、植え替え直後の弱っているときに、いきなり肥料分を与えると枯れてしまう原因にもなります。

早く育てたい気持ちはわかりますが、ここは、我慢して根の定着を待ってから肥料を与えるようにすると良いですよ。

目安としては、苗木を植え替えてから2ヶ月後ってところでしょうか。

それまでは、じっくりと水分だけで育てます。

苗木の植え替え作業について

私がポット鉢から植え替えるときに必ずやっている方法は、ポット鉢から苗を出すときに根を傷めないように、ポット鉢にカッターナイフで切り込みを入れて、そっと苗を出すようにしています。

こんな感じです。


ポット鉢からの出し方
“ポット鉢から出した様子”

こんな感じで、ポット鉢から取り出した苗木を、一回り大きなポット鉢へ植え替えて行きます。

通常だったら、すぐに植え替えるのですが、今回は、取り出した根の付近が、少し臭うんです。

これは、水はけが悪い状態だと、すぐに判断できましたので、今回ばかりは、根をほぐすして古い土を取り除いてから、植え付けることにしました。


水はけの悪かった根
“ほぐしたところ”

この後、根の部分をやさしく水で洗ってから、新しい鉢へ植え付けてあげました。

鉢へ植え付けるときですが、根と用土の間に空隙があると枯れてしまう恐れがありますので、ピンセットのような棒を使って、用土をあらゆる角度から突きながら、丁寧に植え付けていくと良いでしょう。

本日のまとめ

今回は、アボカドを6本とカニステル1本の植え替えでしたが、まだまだポット鉢が小さなサイズですからね。

鼻歌まじりで、あっという間に完了しちゃいましたよ。

こちらが植え替えを終えた、アボカドの苗木となります。


植え替えを終えたアボカドの苗木
“植え替えが終了したアボカド”

このまま水を絶やさないようにしておけば、間違いなく植え替え作業は成功ということになるでしょう。

今回、紹介したアボカドの苗木ですが、すでに次の計画として、こちらの苗木を台木として、こちらへ他の品種のアボカドを接木する計画でいます。

接木するのは、根が安定してくる5月中旬ごろになるかな。

接木をしましたら、その様子について紹介したいと思いますよ。

本日のブログは、ここまで!

それでは、また明日~


 

 
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