[花徳マンゴー]入院生活から復活への道

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ブログをご覧の皆様こんにちは!
鹿児島県「徳之島出身」のブロガー とし( @kedokumango )です。

皆様、お久しぶりでございます。

ブログの更新も久しぶりとなってしました。
実は、私、2020年の5月頃から体調が思わしくなく、7月の末頃からは、1週間未満の入退院を2度程繰り返し、ついには、2020年8月末から2021年3月上旬まで徳之島を離れ、鹿児島県の本土の方で入院生活を送っておりました。

本日のブログは、私の近況と現在の農園の様子を、お伝え致します。


 

 

きつかった病院での入院生活

さて体調を崩してからの入院生活ですが、入院患者のプライバシーを保護するという目的から、カメラ機能付きの携帯電話などの持ち込みを禁止している病院でして、私のスマートフォンは、病院に預けるという形で入院生活を送っておりました。

現代社会では、ニュースなどの情報を仕入れるのは、スマホに頼っているところがありますから、これは、とても辛かったです。

入院生活中ですが、本当にマンゴーを栽培しているビニールハウスのことが気がかりでした。

日常の情報は、談話室に置かれている新聞かテレビから情報を得ることができたのですが、さすがに台風が発生したという情報を見ると、ビニールハウスが大丈夫だろうか?と本当に気がかりでしたね。

そんな状況下の中で、ビニールハウスを任せておける存在だった父上殿もまさかの鹿児島市での入院生活のスタート。

まさに「花徳マンゴー」を栽培するビニールハウスは、管理する者が不在の状態となってしまったのです。

こうなってくるとマンゴー栽培の方は、絶望的ですよね。

私は、病院を退院するときは、しばらくマンゴーの収穫を諦めなければと覚悟しておりました。

まさかのマンゴーの開花が始まっていた!

3月上旬に入院生活を終え、半ば諦め気味にビニールハウスを訪れたときの写真が下のものとなります。

そうなんです。
少しばかりですが、花芽が上がり始め、開花も始まっていたのです。


2021年3月初旬のビニールハウスの様子
“2021年3月初旬のビニールハウスの様子”

この状況を見たときは、嬉しかったですね。

入院生活が始まったのが8月末のこと。
入院までに2020年度の着果していなかった樹を早期に剪定を済ませていたのですが、その樹に花芽がつき花が上がっていたのでした。

早いものだと、このような感じで開花していました。


マンゴーが開花している様子
“マンゴーが開花している様子”

まだまだ体調が完璧ではないとはいえ、私もマンゴーを愛するマンゴー農家の身。

こんな状況を見ていると、次の作業のことが次々と頭に浮かんできましたね。


開花しているマンゴーの花
“開花しているマンゴーの花”

このとき、ビニールハウスに同行していた弟は、体調も完璧ではないし、今年は手入れせずに収穫を見送り、体調が復調するのを優先してはどうか?という意見も挙がったのですが、鹿児島市で入院中の父上殿からマンゴーハウスの状況を聞いてくる電話が何度も入ってくるのですよ。

70歳を過ぎた父親が、マンゴーの生育状況を楽しみに入院生活を励んでいると思うと、頑張らないわけにはいかないですからね。

ここで、「できるだけのことをやってみよう!」と考えることにしましたよ。

2021年3月のマンゴー収穫の為に行った作業

さて花の上がり始めたマンゴーハウスですが、管理者が不在のための数ヶ月。

全く管理されていない状態です。

そこで「炭そ病」と花軸の「軸腐れ病」の対策として「ベルクート」と「スミレックス」でビニールハウス内の消毒をすることから開始しました。


マンゴーハウス消毒の様子
“マンゴーハウス消毒の様子”

動力噴霧器を使っての散布は、汗もかきますし体力的に辛いところもあるのですが、今回は、ビニールハウス内の消毒ということで作った薬剤も300Lと少なめですし、体力が回復していない私でも簡単に散布を終えることができました。

ビニールハウスの消毒が終わってからは、馴染みにミツバチ屋さんに電話を入れて、早急に交配用のミツバチを送って貰いましたよ。

ミツバチをビニールハウスの中に放してからは、私のほうは、毎日のようにマンゴーの花が太陽の光を浴びるように毎日のように花を吊る作業の始まりです。

あっ!
花吊り作業中にこんなアクシデントもありましたねぇ(笑)

そのときの様子をツイッターでこのようにつぶやいていますよ。

えぇ、ミツバチくんに刺されてしまいましたよ。

ミツバチに刺されるのもマンゴーを栽培するようになって、これで何度目だっけかなぁ(笑)

ほぼ慣れっ子になってきているので、ご心配なく~

本日のまとめ

さて、鹿児島本土での入院生活から南国「徳之島」へ戻り始まったマンゴー栽培の生活。

私、兼業農家ですから、本業のお仕事もあります。

いまだ、月1回のペースで鹿児島本土の方へ通院も必要な身です。

しかしですね、マンゴーの世話をしていると心が和むと言いますか、好きなことをしているのは楽しいんですよね。

2021年度は、ちゃんと着果してくれるかもわかりません。

まぁ、1年の半分以上世話をしていなかったのですからね。
着果しなくたって、それが当たり前でしょうがないです。

できるだけのことをやってみようと考えていますよ。

これからは、花殻落としもしなくちゃいけないですし、着果したら玉吊りもしなくちゃいけません。

やること沢山ですが、それも楽しんでいきたいと思います。

本日のブログは、ここまで!

それでは、また明日~


 

 
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