【グアバ栽培】4月に入り気温の上昇とともに果実の肥大スピードが上がってきたようです!

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ブログをご覧の皆様こんにちは!
鹿児島県出身 「徳之島ブロガー」のとし( @kedokumango )です。

2017年3月27日のブログでキンググアバの花の様子などを紹介したばかりですが、あれから4月に入り、気温の上昇も手伝って、キンググアバの果実の肥大スピードが上がってきたようです。
本日のブログでは、そんなキンググアバの果実の肥大の様子について紹介したいと思います。


 

 

2年目の着果した果実に期待が広がるキンググアバ

果樹というのは、基本的に初収穫のときよりも、2年目、3年目と樹の成長とともに樹の体力が付いていき、糖度も上昇してくると感じています。

もしかしたら、このキンググアバの特性で糖度が低めのグアバの種類なのかもしれませんが、昨年よりも枝が充実したわけですし、きっと糖度があがるであろうと期待しているところです。

現在のキンググアバの全体の様子から見てみましょう。


キンググアバの樹
“キンググアバの樹”

このキンググアバは、育てていて感じるのは、本当に樹勢が強いです。

小さな苗木で手に入れたにも関わらず数年で、ここまでなってくれましたからね。
それに、枝が上に上に伸びようとするので、2ヶ月に1回の頻度で誘引紐の掛け直しを行なっていますよ。

肥大中のキンググアバの果実を見てみよう!

それでは、上の写真で紹介したキンググアバに着果している果実の様子を観察してみましょう。


キンググアバの幼果_1
“キンググアバの幼果_1”

このキンググアバを購入したときの資料によると、このキンググアバは、なんでも500gの果実を実らせることもあるのだとか!?

昨年の実績では、そこまでは、大きくならなかったものの、通常のグアバと比べると、果実は、大きいと感じましたね。

こちらが、昨年度のキンググアバの写真です。


キンググアバの果実-2
“キンググアバの果実-2”

初めての栽培で、育て方の研究中ですから、摘果をしていませんから、このくらいの大きさとなってしまったのでしょうか。

この写真を見たら、摘果さえすれば大きな果実になりそうでもありますね。

今期は、その辺りにも注意しながら育てたいと思いますよ。


キンググアバの幼果_2
“キンググアバの幼果_2”

今期もこんな感じで、1枝に2個の果実が実っているものがありますからね。

今年は、1枝に1個として育ててみることにします。

これで、果実の肥大の様子を再度観察したいと思いますよ。

復活し始めた「島バンシロウ」の様子について

2017年3月27日のブログでは、秋から冬場にかけて全ての葉が落ち、枯れたと思っていた島バンシロウから新芽が吹出してきて、復活したということも、お知らせしました。

あれから20日ほどが経過して、その新芽がどのように成長したかも紹介したいと思います。

まずは、島バンシロウの全景からどうぞ!


島バンシロウの樹
“島バンシロウの樹”

枝の先端部分には、緑色の小さな花がちらほらと見えるのですが、葉がちいさいので、まだまだわかりずらいですね。

こちらの島バンシロウも枝の先端部分に近づいて撮影すると、このように新葉を確認することができますよ。


島バンシロウの新葉_1
“島バンシロウの新葉_1”

さすがに今年の夏は、収穫は望めそうにはありませんが、再び収穫できるように大切に育てていきたいと思います。

正直、従来から徳之島で自生してきた島バンシロウは、香りが強くかつ糖度も高いのが特徴です。

幼いころに食べて育った人などは、見つけると分けて欲しいというぐらいに美味しいものなんですよ。

これからの成長がとても楽しみです。

2017年3月に、島バンシロウの復活に関して紹介した記事は、こちらとなっています。あわせてご覧ください。

 

本日のまとめ

果樹栽培をやっていると、必ずこの「落葉」ということを経験します。

私は、果樹を育てるようになってから、初めて落葉を経験したときは、このまま枯れると心配になり、施肥をしたり水を与えたりとしていたものなんです。

しかし、それは、逆効果だったんですよ。

葉を落葉させる樹は、葉を落とした後は、殆ど栄養分を必要としていないので、その状態で施肥を行なうと栄養過多になり、逆に樹を弱らせてしまうことに繋がるのです。

「なんとかしなければいけない!」という気持ちもわかりますがね、そんな時は、そっと置いておく方が、良い結果に繋がると今までの経験でわかってきましたよ。

今年は、キンググアバの糖度がどこまで上がるのかも楽しみなところですし、まずは、摘果作業をちゃんと行なって、観察したいと思いますよ。

本日のブログは、ここまで!

それでは、また明日~


 

 
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