ブログをご覧の皆様こんにちは!
鹿児島県出身 「徳之島ブロガー」のとし( @kedokumango )です。
2016年の10月28日のブログで、「チェリモヤ」と「アテモヤ」について剪定作業をほどこしたことを紹介しましたが、剪定から5ヶ月が経過した2017年4月に花芽を確認することができましたので、チェリモヤの花芽について紹介したいと思います。
新芽が吹出し始めるチェリモヤの樹
苗木で購入した苗を2015年11月末に露地栽培として定植して、2度の冬を経験した「チェリモヤ」と「アテモヤ」の栽培ですが、この品種は、冬の気温が低くなってくると、樹勢が弱るようで、葉にも顕著にその症状が現れることが、わかってきました。
まずは、チェリモヤの品種「ミラビスタ」の様子から見てみましょう。
葉の先端が茶色くなり弱ってきているのがわかりますよね。今年は、落葉には至りませんでしたが、2016年1月下旬に全国的な大寒波が襲ったときは、ここ南国「徳之島」でも「アラレ」が降り、その寒気で葉は全て枯れてしまい、枝だけを残して落葉してしまいましたから、熱帯果樹としてどこででも栽培できるような品種ではないようです。
「チェリモヤ」には、樹の仲間として「チェリモヤ」と「釈迦頭(しゃかとう」を掛け合わせた「アテモヤ」があります。
当農園では、この「アテモヤ」についても育てていますので、そのアテモヤの品種「ヒラリーホワイト」について見てみましょう。
こちらの樹の枝ぶりを見て頂いたらわかると思いますが、こちらのアテモヤの方は、葉がほとんど小さいものと生え変わっていますよね。
これは、先程紹介した「寒さによる落葉」に繋がることで、私の園では、「チェリモヤよりもアテモヤの方が寒さに弱い」ようでして、このように葉が生え変わった状態となっていますよ。
2016年10月末に剪定したときのことは、こちらの記事で紹介しています。あわせてご覧ください。
チェリモヤの新芽について観察してみよう!
このチェリモヤを育てていてわかったことですが、吹出してきた新芽には、「葉芽」と「花芽」があるようです。
私の園では、アボカドも育てていますが、アボカドの新芽は、葉芽と違って花芽だと、丸い形をしており、いかにも蕾(つぼみ)へ成長しそうな形となっています。
本日のブログで紹介している「チェリモヤ」「アテモヤ」についても観察していると「葉芽」と「花芽」では、形が異なるということがわかりましたよ。
まずは、吹出してきた新葉の様子を見てみましょう。
まだまだ、小さな葉となっていますが、このチェリモヤの葉は、1枚あたりの大きさが成人男性の手の大きさぐらいまで大きな葉となりますから、これからどんどん成長していくことが予想できますよ。
上の新葉の写真では、枝の途中から新葉が吹出しているものとなっていますが、枝の頂部からも新葉が吹出しています。
今は、とても柔らかい葉となっていますから、ここから成長して硬化するまでは、少し強い風が吹くと、葉が傷んでしまいそうで、ヒヤヒヤしているところでもあります。
毎日の観察でも「早く丈夫に育て!」と大切に見守っているところです。
これが熱帯果樹「チェリモヤ」の花芽だよ!
それでは、2017年に吹出したチェリモヤの花芽について見てみましょう。
こちらが、今期吹出したチェリモヤの「花芽」となっています。
奥のものは、このまま葉となる「葉芽」だと思うのですが、手前のチューリップのように尖っているものに注目してください。
こちらが花芽となる新芽となります。
上手く開花して着果したとしても、収穫は、今年の11月頃となりますかね。
これから、どのように成長していくのか、とても楽しみなところでもあります。
他にも花芽だと判別しやすい例がありますので、こちらの写真もどうぞ!
先の尖った部分が、いかにも花びらとして成長していきそうですよね。
開花したら、再度ブログで紹介したいと思いますよ。
本日のまとめ
私が苗木で入手した「チェリモヤ」と「アテモヤ」の苗木ですが、2年生の接ぎ木苗を購入しました。
2015年末に定植して、現在が2017年の4月下旬ですから、接ぎ木苗を作るところから自分自身でやったとしたら、開花まで最短でも4年は、必要な品種ということになりますね。
また、「開花」したとしても、上手く「着果」するとは、限りませんからね。
今後の栽培においても、「台風」などの課題がいくつか残っていますが、大切に育て観察していきたいと思いますよ。
本日のブログは、ここまで!
それでは、また明日~