ブログをご覧の皆様こんにちは!
鹿児島県出身 「徳之島ブロガー」のとし( @kedokumango )です。
先日のブログで、アボカドの品種「ピンカートン」の開花が始まったことを当ブログで、お伝えしましたが他の品種のアボカドの樹にも花芽があがってきています。
そんな中、アボカドの品種「モンロー」の花芽が今までと比べると、ちょっと違った形をしているので、紹介したいと思います。
現在のアボカドの品種「モンロー」の様子
私の元で育てる「モンロー」は、頭上へ直線状に成長していくようでして、「ピンカートン」は、地を這うように低く成長していくのに対して対局的なものとなっています。
アボカドは、タイプの違う異品種を一緒に植えることで着果率が良くなると言いますが、このように異品種を一緒に育てていると、その成長の違いが手に取るようにわかり、おもしろいものとなっています。
この「モンロー」は、「ハス」や「ピンカートン」と比べると、葉が密集しにくいんですよね。
そのおかげもあるのが「ハス」などが時折、枝が黒くなってしまうことがあるのですが、この「モンロー」は、そのようなことが少ない樹となっています。
この葉が密集しないということが、樹の中の通気性に繋がり、そういった問題が起きにくいのだろうと考えています。
先日のブログで、「ピンカートン」が開花した様子は、こちらで紹介していますので、あわせてご覧ください。
いつもと違う「モンロー」の花芽に注目!
私がアボカドを今まで育ててきてわかったことは、蕾(つぼみ)につながる「新芽」は、形状が丸いということです。
新芽の先が尖っていると、高確率で葉になるものが多いので、間違いないと思います。
そんな「丸い」ということを経験から学んできたわけですが、今回「モンロー」についている新芽が、今までよりも、もっと丸い形をしているのです。
その様子についてマクロレンズを用いて撮影しましたので、ご覧ください。
こちらからの写真では、1つある芽の下にも続々と芽がついているのがわかると思います。
これだけ、芽がまん丸に膨らんだのは、栄養状態が良いからなのでしょうか。
それとも今までと比べると樹が一回りほど大きくなっていうわけですし、その分、樹の勢いが強くなっているので、その樹勢がこのように芽に現れているのではないか?と予想しているところですが、今後の開花の様子などを観察しながら判断したいと考えています。
ちょうど、現在開花している「ピンカートン」は、Aタイプの樹でして、今回紹介している「モンロー」は、Bタイプの樹なんです。
このAタイプとBタイプの樹が同時に開花すれば受粉率も高まるのですが、中々その開花を合わせるのが、難しいところとなっていますよ。
本日のまとめ
本日紹介したアボカドの品種「モンロー」の新芽は、必ず花を咲かせると思います。
今後も観察を続けて変化があったら、また紹介したいと思います。
さきほど、AタイプとBタイプの樹についてふれましたが、今までも何度か紹介している沖縄から入手したアボカドの苗木の方は、1種類でも結実する樹ということで入手しています。
本当に1本の樹で結実するのか確認するのに最低でも、あと2年は必要と思いますが、今後の研究材料としておもしろいものが入手できたと思いますし、今後もアボカドを育てていきたいですし、このような品種が増やすことができればと考えています。
沖縄から入手したアボカドの苗木については、こちらの記事が最新となっていますよ。
また、昨年も「アボカド」の花芽に関する記事を紹介しています。あわせてご覧ください。
私が、アボカド栽培で参考にしている書籍は、米本仁巳著のこちらの本となります。
アボカドの育て方から代表的な食べ方についても紹介されていますので、興味のある方は、目を通してみてはいかがでしょうか。
今年も、上手く着果してくれることを祈りながら観察を続けたいと思います。
本日のブログは、ここまで!
それでは、また明日~