ブログをご覧の皆様こんにちは!
管理人のとしです。
現在「アボカド」については、8本育てていますが、その内の1本が突然「立ち枯れ」を始めました。そこで救済処置として「切返し剪定」を施しましたので紹介したいと思います。
突然枯れ始めた「アボカド」
まずは、枯れ始めた「アボカド」を見てみることにしましょう。
この「アボカド」は、品種としては、「ベーコン(B)」となります。
ちなみに私の農園でのアボカドの配置図ですが、このようになっています。
該当するアボカドには、赤丸で印をつけておきました。
一番右端のものなのですが、本当に原因不明です。
アボカドは、水分を欲しがる植物で、夏場に晴天日が続くと「ぐったり」としてしまうものですが、他のアボカドが元気にしているのに1本だけというのは、考えずらいです。
また、虫が枝の内部に侵入したような痕跡は、見られませんでした。
このように枯れ始めた「アボカド」のベーコン(B)ですが、唯一の救いどころとして、枝の一部分のみ生きている感じです。
そこで、切返し処置として切返し剪定を施すことにしました。
切返し剪定で気をつけたいこと!
原因不明で枯れ始めた「アボカド」ですが、もしかしたら「病気」の可能性もあります。
せっかく枯れた部分を切返しても、再度その部分から「病気」が入ってくる可能性がありますから、剪定した切り口には、「トップジンM」を塗布しておくことにしました。
この「トップジンM」ですが、ペースト状になっていますので、「筆」を用いて塗布するようと良いですね。
ちなみにですが、この「トップジンM」ですが、乾いてくるとカチンコチンに硬化します。
そこで使用後の筆は、綺麗に真水で洗っておくと、次も使えるので経済的で良いですよ。
こちらが、「トップジンM」の塗布が完了したところです。
この「トップジンM」ですが、薬剤は肌色をしていて、上記で述べたように硬化します。その硬化するものが、傷口を塞ぎ、病気の侵入を防ぐものだと考えています。
この「トップジンM」は、「アボカド」のみにあらず、各種果樹に使用することが、できますので私の園では、常に常備している薬剤となっています。
ちなみに、大量に使うようなときは、このような大入りのものもありますが、ご家庭で使用するのであれば、200gで十分に容量は足りると思います。
尚、保管についてですが、上記でも述べたとおり硬化しますので、使い終わった後は、きちんとキャップして暗所に保管しておくと良いでしょう。
処置の完了した「アボカド」を見てみよう!
こういった枯れ枝を処理する時は、「思い切り」が大切です。
なぜなら、下手に枝を残して、その部分に「病気」が残っていると再度枝が枯れてしまうことなどがある為です。
こちらが今回「切返し剪定」を施した「アボカド」です。
ここまで切り返してしまうと来期の収穫は、期待できませんが、計8本しかない「アボカド」ですし、樹の命を守るためにも今回は、思い切った剪定としました。
本日のまとめ
今回の「アボカド」の突然の立ち枯れですが、本当に原因がわかりません。
他の「アボカド」は、このように元気に成長しています。
上記写真のアボカドは、品種は立ち枯れした「ベーコン(B)」では、なく「ハス(A)」ですが、元気なものは、こんなに葉色も良好で元気なだけに不思議でなりません。
この「ハス(A)」ですが、果実もこのようにぶら下がっていますよ^^
植物栽培をしていると、順調な樹、そうでない樹と色々とあります。
失敗したと後悔ばかりしていては、次に進めません。
時には、思い切って「切り返す」などの荒療治も必要だと心得ていた方が、後々の栽培にも気持ち的に楽にいられるってものですよ!
本日のブログは、ここまで!
それでは、また明日~