「台風」の直撃をまぬがれた2016年の『徳之島』では【熱帯果樹】が豊作の年となりました!

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ブログをご覧の皆様こんにちは!
管理人のとし( @kedokumango )です。

今年もラスト1ヶ月となりましたね。
本日のブログでは、果樹栽培をメインに扱うブログらしく、2016年に育ててきた熱帯果樹について振り返ってみたいと思います。


 

 

2016年のマンゴーについて

私が育てる「花徳マンゴー」も平成23年からの栽培開始でしたので、今年で5年目を迎えることができました。

小さな苗木からのスタートでしたから、まだまだ樹も成長途中の段階で、年々収穫量が増え、おもしろ味が増しているところでもあります。

下記の写真は、今年の出荷時期に撮影したものですが、贈答用として販売する1kg箱や2kg箱に人気があるのは、もちろんのこと、家庭での加工などを前提とした6kg箱が、考えていたよりも人気があったのは、良い勉強になりました。


7月31日の出荷量
“7月31日の出荷量”

来季も品質の良いマンゴーを送り出せるように努力していきたいものです。

下記のリンク記事は、上記写真を用いた、出荷の様子を紹介した記事となっています。あわせてご覧ください。

 

「チェリモヤ」「アテモヤ」栽培に期待が膨らむ!

営農という分野で考えるならば、「チェリモヤ」「アテモヤ」というのは、マンゴーと比べると知名度も低いですし、1本の樹からの収量も望めないことから、営農用としては、難しいですが、私が現在育てている果樹の中で、マンゴーの次に糖度があがり、食べたときの「幸せ度」が高いのは、この「チェリモヤ」「アテモヤ」だと考えています。

私の園でも苗木から育て始めていますが、まだまだ苗木の状態で、収穫までは、もうしばらく掛かりそうな感じです。


2016年10月下旬のチャリモヤ「ミラビスタ」の剪定前
“ミラビスタの剪定前”

熱帯果樹栽培の盛んな沖縄では、市場にも果実が出回っているそうですし、東京あたりのデパートでも人気があり、入荷と同時に売り切れると聞いています。

知る人は知っている甘くて美味しい果実なんですよね。
「森のアイスクリーム」と呼ばれるあの食味を味わったら一度で虜になってしまいますよ!

実は現在の我が家には、当農園で収穫できたものではないですが、これだけの果実があります。


チェリモヤ・アテモヤの果実
“今期収穫分の果実”

現在、樹から収穫して追熟を待っている状態です。

食べるのが実に楽しみなところなんですが、種をまけば高確率で発芽することを確認していますし、苗木を増やすためにも種を蒔くのかなど、色々と検討しながら育てていきたいと思いますよ!

「チェリモヤ」「アテモヤ」栽培の様子は、こちらの記事でも紹介していますので、あわせてご覧ください。

 

 

 

やはり気になる「アボカド」

当農園では、「アボカド」についても力を入れてきています。

育てる苗木について考えるところも大きいのですが、今年は、将来有望な苗木が沖縄から入ってきています。

それに今まで育ててきたアボカドについても、新しい枝の成長を観察していると希望の光が見えはじめてきていますし、今まで育ててきた樹形の作り方について、考え方が変わってきました。

試してみたいことは、まだまだ残っていますし、もう1度最初から樹を作り直すぐらいの気持ちで力を入れていこうと考えている果樹でもあります。

下記のリンク記事では、直近のアボカドの様子と、沖縄からやってきた期待のアボカドの苗木について紹介しています。あわせてご覧ください。

 

 

本日のまとめ

当農園では、上記で紹介した「マンゴー」「チェリモヤ・アテモヤ」「アボカド」以外にも、「グアバ」や「ブルーベリー」「オレンジ類」、最近栽培を始めたものでは、「フルーツパパイヤ」とさまざまな熱帯果樹の栽培を楽しんでします。

本日のブログでは、その中から特に気に入っている「マンゴー」「チェリモヤ・アテモヤ」「アボカド」について紹介したわけですが、他の熱帯果樹についても、とてもおもしろいと感じています。

私が基本的に植物栽培が好きだということもあるのですが、何もないところで、このように植物を育てながら生活するのは、本当に幸せだと感じているところです。

2016年は、運良く「徳之島」は、台風の直撃を免れています。これが、もし小さな台風でも直撃していたら、風に弱い「アボカド」は、葉を大きくやられていたでしょうし、他の果樹も少なからず被害を受けたでしょう。

今年は、そういった面から考えると、本当に恵まれた年であったと感じています。

台風が来なかったことは、徳之島の基幹作物である「さとうきび」の成長にも繋がっていて、今年は、久しぶりの豊作のようで、12月上旬から収穫作業も始まると聞いています。

素晴らしい年であったと感じているところです。

徳之島の風物詩でもある「さとうきび」の運搬風景については、下記の記事でも紹介しています。あわせてご覧ください。

 

本日のブログは、ここまで!

それでは、また明日~


 

 
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