ブログをご覧の皆様こんにちは!
鹿児島県出身 「徳之島ブロガー」のとし( @kedokumango )です。
2017年5月に熱帯果樹「アテモヤ」に人工受粉をほどこしたことを、ブログ記事【アテモヤ】栽培方法で肝心な人工受粉の仕方をわかりやすく教えるよ!で紹介しましたが、2週間ほどが経った現在、無事に着果したことが確認できましたので、着果の様子を紹介したいと思います。
この記事の目次
アテモヤ「ヒラリーホワイト」の着果について
「アテモヤ」と聞いても、何なのかわからない方も多いのではないでしょうか。
「アテモヤ」は、熱帯果樹の一種で「森のアイスクリーム」とも表現されるくらい果肉がクリーミーで、糖度も高いことが魅力の果物となっています。
果実は、こういった感じの凹凸がある果皮となりますよ。
2017年6月上旬のアテモヤ「ヒラリーホワイト」の樹
「アテモヤ」には、何種類もの品種があるのですが、まずは、「ヒラリーホワイトの樹の様子から紹介したいと思います。
この「アテモヤ」の近くには、柑橘類の樹があるのですが、害虫の仕業ですぐに葉がくすんだようになってしまうのにも関わらず、この「アテモヤ」は、ほんの少し幼虫による葉の食害を確認できるものの、大きな被害を受けることなく育てることに成功しています。
「植えとけば育つ」とは言いませんが、比較的簡単に育てることができる品種だと感じていますよ。
これがアテモヤ「ヒラリーホワイト」が着果した幼果だ!
それでは、本日のブログ記事でメインとなる「アテモヤ」の着果した幼果を見てみましょう。
こちらがアテモヤ「ヒラリーホワイト」の幼果となります。
「アテモヤ」の花は、葉に隠れたようなところに咲いていることが多いです。
よって着果した幼果も、このように葉に隠れたようなところで確認することができますよ。
幼果を接写したものが、こちらとなります。
ほら、文頭で紹介した「アテモヤ」の果実のように果皮に凹凸が確認できますよね。
これから上手く肥大してくれれば良いのですが、もの凄く楽しみです。
未だに続々と花が咲いているので「人工受粉」を行なってるよ!
今期の「アテモヤ」に人工受粉を始めたのは、5月中旬頃からでしたが、今でも次々に花が咲き、毎日観察しては、人工受粉をおこなっています。
いまでもこんな感じで花が咲いてくるのです。
この「アテモヤ」の花を、【アテモヤ】栽培方法で肝心な人工受粉の仕方をわかりやすく教えるよ!で紹介した人工授粉の方法で受粉をおこなっているわけです。
これは、花びらを外して「雌しべ」に花粉をつけたところです。
この「雌しべ」に花粉をつけてから、数日が経過すると、3枚の花びらのうち1枚残していたものも落ちて、このようになります。
アテモヤ「ジェフナー」でも着果を確認しているよ!
私が育てる「アテモヤ」は、「ヒラリーホワイト」と「ジェフナー」となります。
今度は、「ジェフナー」の方を見てみましょう。
この「ジェフナー」ですが、苗木の導入時点から「ヒラリーホワイト」より1年未熟なものを購入しているので、樹としては、一回り小さな樹となっています。
このように健康状態にある葉を観察していると本当に嬉しくなってきますよ。
こんな小さな樹ですが、ちゃんと着果していますので、その様子を見てみましょう。
こちらの「ジェフナー」も「ヒラリーホワイト」と同様に、まだ花が続いています。
よって、こちらも人工受粉を施す毎日です。
1本の樹で、何個くらいの果実をつけることが可能なんでしょうか。
果実の肥大の様子を見ながら学んでいきたいと思いますよ。
本日のまとめ
順調に着果していく「アテモヤ」ですが、残念なことに「チェリモヤ」の方が芳しくありません。
こちらは、チェリモヤ「ミラビスタ」となるんですが、「アテモヤ」と比べると圧倒的に花の数が少ないです。
開花が少ない分に栄養分が成長に向いているのでしょう。「アテモヤ」と比べると樹の成長が早いです。
「アテモヤ」は、「チェリモヤ」と「釈迦頭(しゃかとう)」の良いところを掛け合わせたハイブリットな品種ですからね。
それだけ着果率も良くなるように研究されているのでしょう。
そのあたりも開花の数に繋がっているのだと思います。
「アテモヤ」のことをブログに書くたびに「おもしろい果樹」だと紹介していますが、食べても美味しいですし、葉色も綺麗で育てていて楽しいです。
そういったことからも私は、もっと本数を増やしていこうと準備を進めている品種でもありますよ。
なお今回のことで、「アテモヤ」の着果が確認できるには、「人工受粉」から2週間が必要」ということがわかりましたよ。
私が「アテモヤ栽培」で参考にしている書籍は、こちらとなります。
本日のブログに関連する過去記事はこちらです。あわせてご覧ください。
本日のブログは、ここまで!
それでは、また明日~