ブログをご覧の皆様こんにちは!
管理人のとしです。
マンゴーのアーウィン種を主力として栽培する我が農園ですが、今年は、暖冬ということで気温の上昇にに気をつけているのですが、思ったようにハウス内の温度のコントロールがいきません。
ついに30度を超えしてしまった!
ビニールハウスという環境では、日中に天候がよく太陽が照らしていると簡単に外気温の状態よりも10度程、高い温度まで、上昇してしまいます。
今の時期では、ビニールハウス内の温度を最高でも30度以下となるように心掛けてきたのですが、降雨が続き、今日は大丈夫だろうと考えていたところに、一瞬の晴れ間があり、30度を越えてしまいました。
この時は、降雨であったということで、ビニールハウスのタニ部も開放しておらず、空気の循環が悪かったのも原因だと考えています。
現在のマンゴーは、1月末の大寒波をやり過ごした直後に、気温が上がり始めると同時に頂芽の成長も活発になってきていました。
まだまだ、樹を冷やして花芽分化の促進を図りたいところでしたが、ここにきてグングンと温度が上がってしまって、これはどうしたものかと考えるところもあります。
今できる対策として
ビニールハウスのタニ部を開放しておけば、太陽が直射しても簡単に2〜3度は、ハウス内の温度を下げることが可能なのですが、降雨のときには、タニ部を開放するわけにはいきません。
そこで、私のビニールハウスで頼りになるのが、「大型換気扇」なのです。
今回、換気扇の紹介で用いた写真ですが、夏場のものを使用していますので、マンゴーの果実が下がっておりますが、ご了承ください。
この換気扇なのですが、手動で電源スイッチを入れることも可能ですが、温度センサーで設定した温度で稼働させることも可能となっています。
こちらが操作盤の様子です。
一番右側のものダイヤルのようなものが、換気扇の温度の設定をおこなうものです。
そこで現在までの設定温度なのですが、30度以上には上げたくないという気持ちがありましたので、設定を28度としてきましたが、今回、さらに2度下げて、26度で設定することにしました。
しばらくは、この設定で、様子をみたいと思います。
本土の方では、気温の上昇により、タニ部のパネルが開くような設備もあるようですが、私のビニールハウスでは、そこまでの設備もありませんし、これで強制的に温まった空気を排出するようにして対応していきたいと思います。
本日のまとめ
頂芽の7割が小指の先くらいの大きさになるまでは、樹を冷やす期間の目安となっていますので、まだまだ注意して温度の上昇に注意したいところなのですが、気温の上昇も悪いことばかりじゃないようです。
1月末の大寒波で群生を弱めていたミツバチが、このような状態でした。
しかし、気温の上昇とともに群勢も活発化してきていますよ。
あと一ヶ月もすれば、ビニールハウス内もサイドのビニールなどをおろして、保温する形をとっていきます。
そこへ、このミツバチ達を戻すわけですが、ミツバチの訪花も温度で、飛び回り方が全然異なってきます。
今後も、ビニールハウス内の温度管理が重要であると言えそうです。
本日のブログは、ここまで!
それでは、また明日~