ブログをご覧の皆様こんにちは!
管理人のとしです。
本日のブログは、2016年4月16日(土曜日)に接木した、穂木の様子を紹介したいと思います。
マンゴーの接木は、難しい!?
私が、マンゴー栽培を始めたころは、何の知識もなく、頼りとなるのは、書籍とインターネットのみでした。
そんな私が、インターネットで調べた情報では、マンゴーの接木は、難しいというものばかりでした。
私が読んだ記事だと、100本チャレンジして50本の成功だったとかいう記事もありましたね。
それから、私も毎年チャレンジするのですが、一向に成功した試しがありませんでした。
私が最初にチャレンジした年なんかは、1本も成功しませんでしたからね。
本当に、これは、大変難しい作業だ。苗木一つ作ることから修行なのだと感じました。
それから数年が経過して、鹿児島県の農業普及課の担当者から学んだ方法が、私にとって成功の分かれ目となりました。
当時の研修会に参加した時の様子を紹介した記事がこちらです。
上記で紹介している研修会が2015年の3月でしたが、2015年の接木の成功率は、90%まで上げることに成功しました。
ここで、私も接木に関しては、自信をつけまして、マンゴーの接木に関する記事をまとめています。
コツさえ掴めば、そんなにも難しいことでは、ありません。
ただ、そのコツが、中々書籍などでは、紹介されていなかったのです。
今年も接木の機会がやってきた!
今年も、ちょうど接木で枝を増やしたいものが、出てきましたので、今年は、1箇所のみ接木にチャレンジしました。
その接木を行なったのが、4月16日(土曜日)だったのですが、あれから2週間が経過して、接木の成果がわかってきましたよ。
まずは、接木を施した枝の部分をご覧ください。
かなり太い枝への接木でしたから、成功率も心配でしたが、しっかりと変化が見えています。
寄って撮影したものがこちらです。
接ぎ木テープを巻いた、先端部分から緑色のものが見え始めていますよね。
これが、接木に成功した証の「新芽」です。
もう少し、よって撮影したものがこちらです。
しっかりと、新芽が顔を出していることが、確認できますよね。
ここまで、これは、高確率で接木も成功だと言えるでしょう。
今年の接木は、1箇所チャレンジの1箇所成功で、成功率100%となりましたよ^^
接木を施したときの記事は、こちらとなっています。
本日のまとめ
正直言って、この新芽が見えてくるまでは、成功したか心配でしょうがなかったです。
接木をするっていうことは、今まで育ててきた太い枝を切断して、そこへ継ぐわけですからね。失敗したら、次のチャンスは、来年になってしまうわけですし、かなり気を使う作業となります。
いやぁ〜、しかし、今期も成功してくれたのは、本当に嬉しいかぎりです。
今回の接木の成功で、一つの樹に「アーウィン種」と「レッドキンコウ種」が共存する樹となりました。これで花を咲かせてくれるのが、とても楽しみとなってきましたよ。
株元が太いので、おそらく来期には、花を咲かせるだけの力を持っていると思います。
来期、2種類の花が咲く、マンゴーの樹をブログで紹介できるか、これもまた楽しみであります。
本日のブログは、ここまで!
それでは、また明日~