ブログをご覧の皆様こんにちは!
管理人のとし( @kedokumango )です。
2015年4月に鹿児島「春の木市」にて苗木を購入し、南国「徳之島」にて育ててきた『ゆら早生みかん』が初収穫することができました。
本日のブログは、初収穫した『ゆら早生みかん』の果実の特徴と糖度などについて紹介したいと思います。
現在の「ゆら早生みかん」の樹の様子
まだまだ幼木ですが、このような小さな樹でも収穫が迎えらたことを嬉しく感じています。
尚、「ミカン栽培」は、水はけの良い場所で行なうと良い品質の果実が得られるということで、この『ゆら早生みかん』については、農園でも斜面になっている場所に定植しています。
これは、表面水がその場に滞ることなく流れてくれるので、少しでも栽培環境が良くなればと考えてのことです。
写真のほぼ中央で、少し黄色になっているものが、「ゆら早生みかん」の果実です。
着果当初は、10個近い果実があったのですが、強風などの影響から、収穫まで残ったのは、1個となってしまいました。
来年は、樹が1まわり成長するでしょうし、収穫量が増えるように努力したいものです。
収穫した果実について
さて、この「ゆら早生みかん」の収穫期についてですが、「早生みかん」ということで、他のみかんより収穫時期が早いことは、わかっていますが、それぐらいの知識で、他のことは、全くわかりません。
そこで、インターネットで「ゆら早生みかん」について調べてみると、11月頃から販売しているショップが多かったという印象を受けました。
収穫期は、11月か!?とも考えたのですが、ここは、南国「徳之島」です。
本土より、開花も早いわけですから、収穫期も早いはずです。販売されている果実を見てみると、まだ果皮に緑色の部分が残っている果実が多いようですし、私の「ゆら早生みかん」は、今が収穫期だと判断し、収穫することにしました。
こちらが収穫直前の果実です。
沢山実っていたら、収穫して食べながら適期を調べることも可能なのですが、なにせ1個しかない果実ですから、イチかバチかの賭けになってしまいました。
何度か強い風に揺らされていますので、果皮に少し傷が入ってしまったのが残念ですが、今は、見た目よりも初収穫にこぎつけられたことの方が嬉しく感じました。
当農園では、他にも柑橘類を育てていますが、柑橘類で最初に収穫することが出来たのが「レモン」で、この「ゆら早生みかん」は、収穫できたみかんとしては、2品種目ということになりましたよ!
こちらが樹から切り離した「ゆら早生みかん」の果実の写真です。
ここ数年の「徳之島」でのみかん栽培は、「カミキリムシ」の被害が深刻化したり、昨年は、「ミカンコミバエ」の問題もあがりました。
私が育てる柑橘類も何度も葉が害虫に食べらる被害にもあってきましたが、その都度、自家製の「とうがらし液」を掛けるなどの対処をしてきたところ、こうやって果実の収穫ができたことには、本当に嬉しく思います。
いざ!実食です!
さてさて、たった1個の果実の試食タイムです!
まずは、食べやすいように手で果実を2つに割ってみました。
この半分にするときは、果皮は柔らかく、食べやすい品種のみかんであると感じましたね。また、収穫直後の新鮮な果実ということもあって、割った直後の爽やかな香りも心地良いものとなっていました。
ここで、果実の糖度チェックです。
糖度チェックの為に、果実の薄皮を剥いでみたのですが、薄皮は、オレンジと違って、柔らかいものとなっていました。こういった品種の果実でしたら、みかんの薄皮もしっかりと食べることが出来ると思いましたよ!
現在、インターネットで予約販売されている「ゆら早生みかん」の糖度は、10度〜12度といった感じでしたので、この「7.7」という数字は、低いとも思いますが、なにせ小さな樹ですから、これから樹体が成木になるにつれて糖度の高い果実となるでしょうし、ここは深刻視しないことにしました。
また、若干収穫したのが早いと感じるところもありましたし…
本日のまとめ
今回、初収穫した「ゆら早生みかん」を食べてみた感じですが、このみかんは、美味しいですね。
まぁ、自分自身で育てたみかんということで、ひいき目もあるのかもしれませんが、まず、皮が剥きやすく、薄皮もやわらかいので食べやすいみかんであるというところが高評価です。
また、これから年数を重ねるにつれ糖度が10度を越えてくるようになれば、最高の品種だと感じました。
しかし、この「ゆら早生みかん」は、結実が難しい品種であるとも調べた結果から得ています。
来年も上手く着果させられるように、これからの剪定にも力が入るところとなっていますよ!
「ゆら早生みかん」の開花から着果までは、こちらの記事で紹介しています。あわせてご覧ください。
本日のブログは、ここまで!
それでは、また明日~