由良早生みかん(ゆらわせみかん)が順調に開花する横で・・・

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ブログをご覧の皆様こんにちは!
管理人のとしです。

昨年の4月に、苗木を手に入れて育ててきた「由良早生みかん(ゆらわせみかん)ですが、栽培開始から1年というのに、花を咲かせてくれました。その横では、ある問題の為に活動する方達の働きが見えますよ!


 

 

由良早生みかんとは?

この由良早生みかんとは、みかん好きの皆さんの間では、大変美味として人気がある品種とのことですが、恥ずかしながら私は、苗木を購入して育て始めてから初めて知りました。

なんでもこの「由良(ゆら)」というのは、品種登録者である「由良町農業協同組合」である和歌山県日高郡由良町からつけられたようです。

インターネットで収集した情報ですが、下記のようになっています。

  1. この品種は,「宮川早生」の枝変わりであり,果実の外観が円,果実の大きさが中,果皮色が黄橙色で,育成地(和歌山県日高郡由良町)において10月上旬から収穫できる極早生品種である。
     
  2. 樹姿は開張性,樹の大きさ,樹勢及び枝梢の太さは中,節間長は短である。葉形指数は中,葉身の面積は小,長さ及び幅は短,葉柄の長さは中,葉柄比率は大である。
     
  3. 外皮が薄くて実がたっぷり入っており、じょうのう膜(果肉を包む薄皮)が、非常に薄いのでそのまま食べられる。甘くて、程よい酸味のあるバランスの良い味で、後味も非常によい。まだ少し暑い季節の10月にはぴったりの味。

わかりやすく言うと、甘くて美味しいみかんってことですよね(笑)

現在、開花中ですが、これがどのように成長していくのか楽しみな「みかん」となっていますよ!

由良早生みかんの花を見てみよう!

それでは、由良早生みかんの花を見てみましょう。

まずは、蕾ですが、こちらについては、他のみかんと同じように白色の蕾となっています。

由良早生みかんの蕾-1

由良早生みかんの蕾-2

そして、このように花も咲かせています。

由良早生みかんの花

蕾の写真を紹介したように、後から花を咲かせる蕾もまだまだありますので、上手くいけば着果もあるのかと楽しみにしているところです。

みかんの開花の横で気になる動き

今現在の徳之島で、「みかん」というと一番気になる存在がありませす。
それが、「ミカンコミバエ」です。

昨年から、テックス板と呼ばれる誘殺トラップの空中散布が行なわれていますが、先月の3月29日にも、このようにヘリコプターによる空中散布が行なわれていました。

ミカンコミバエ防除作業をするヘリコプター-1

ミカンコミバエ防除作業をするヘリコプター-2

ミカンコミバエ防除作業をするヘリコプター-3

鹿児島県農業普及課の方によると、冬の寒かった時期での捕獲確認数は、0(ゼロ)になったものの、暖かくなると土に潜んでいたものが、再び出現する可能性があるとのこと。

心から早期根絶を願いたいものです。

本日のまとめ

ミカンコミバエに対してですが、徳之島では、行政の働きかけが早かった為に、拡大が少なくて済んだということになっていますが、数匹でも生存していたら、今後の農業への影響は計り知れません。

嫌なニュースが聞こえてこないことだけを祈ります。

さて、「由良早生みかん」ですが、苗木の定植から2年目で見事に開花となりました^^

これは、本当に嬉しいことなんですが、昨年の6月に果樹園の外周を「防風ネット」で囲むように設置しています。

露地栽培の果樹は、夏場の台風で、殆ど葉がやられてしまいますが、防風ネットの効果が大きかったのだと感じていますよ!

本日のブログは、ここまで!

それでは、また明日~


 

 
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