【防除作業】「マンゴーキジラミ」「ハダニ」を確認したので防除作業を行いました!

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ブログをご覧の皆様こんにちは!
管理人のとし( @kedokumango )です。

今期は、何かと害虫の発生が多いような気がしているのですが、今回は、「キジラミ&ハダニ」を確認しましたので、防除作業を行いました。
本日のブログでは、キジラミ発見のコツと防除作業の内容を紹介したいと思います。


 

 

「キジラミ」が発生した葉について

まずは、「キジラミ」が発生してしまうと、葉にどのような影響がでているのか紹介したいと思います。

こちらの写真は、60Lポット栽培で育てる「レッドキンコウ」というマンゴーの品種ですが、こちらの葉にも「キジラミ」の被害を確認することができます。


レッドキンコウに出ている「キジラミ」の被害
“レッドキンコウに出ている「キジラミ」の被害”

赤丸をつけた部分が被害を確認出来る部分となっています。

 

わかりやすいように、接写したものが、こちらとなっています。


「キジラミ」の被害の接写
“「キジラミ」の被害の接写”

この被害の状態ですが、最初の内は、「キジラミ」のだす体液で葉がテカテカと光った部分があり、その光った部分が、日数が経つとともに、このように黒っぽくなってきてしまうのです。

この黒っぽいものを放置しておくと「すす病」になってしまいますし、ひどい時は、葉が落葉してしまいます。

「キジラミ」や「ハダニ」は、居着いてしまうと被害が長く続いてしまう害虫ですし、できるだけ早期の対処が重要となってきます。

もう1枚、参考として被害の出ている葉の写真を紹介したいと思います。


マンゴーキジラミの被害の様子
“マンゴーキジラミの被害の様子”

 

防除に用いる薬剤について

今回の防除に用いる薬剤についてですが、まず「キジラミ」に対しては、スリップスに対する薬が効果を期待できますので、『スピノエース』を選択しました。

そして、早朝の見回り時などで、黒い小さな虫が飛んでいることが確認出来ているため、この黒い小さい虫は、「ハダニ」と判断しておりますので、「ハダニ」対策として、『カネマイトフロアブル』を選択しております。

後は、いつものように「三温糖」も混合して散布しました。


散布した薬剤
“散布した薬剤”

 

尚、薬剤を購入する際に注意したいことがありまして、それが「消費期限」です。

こちらの『カネマイトフロアブル』の瓶を見てみてください。


カネマイトフロアブルの消費期限
“カネマイトフロアブルの消費期限”

「16.10」って記載されていますよね。
これを見たら皆さんも、すぐにどういった意味かわかると思うのですが、2016年10月までの消費期限ということになります。

田舎の商品の回転率が悪いようなお店では、たまにこのように消費期限が切れそうなものもありますので、注意して購入したいところです。

今回の散布量についてですが、500Lの希釈液を作りましたので、カネマイトフロアブルが1000倍で500mlの配合、スピノエースが5000倍で100gの配合となりました。

 

本日のまとめ

今期は、スリップス(チャノキイロアザミウマ)の発生もしつこかったですが、ここにきて「マンゴーキジラミ」や「ハダニ」まで出てしまうとは、困ったものです。

それというのも11月の始めにビニールハウスの改修を計画していまして、一度ビニールや防虫ネットを撤去するんですよね。

そうなると、害虫から守ってくれるものがなくなってしまうので、どうなってしまうのかと心配になってくるのです。

可能な限り、こまめに対処しながら作業を進めて行く予定ですが、上手く行くことを祈るばかりです。

本日のブログで登場した「マンゴーキジラミ」「ハダニ」については、こちらの記事で防除方法などについても紹介していますので、あわせてご覧ください。

 

 

本日のブログは、ここまで!

それでは、また明日~


 

 
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