【世界自然遺産登録】南西諸島『徳之島』の素晴らしい大自然を守りたい!

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ブログをご覧の皆様こんにちは!
鹿児島県出身 「徳之島ブロガー」のとし( @kedokumango )です。

皆さんは、私の住む「徳之島」が「世界自然遺産登録」の候補地として挙がっていることをご存知でしょうか。
平成25年1月に政府が「奄美・琉球」をユネスコ世界遺産暫定一覧表に記載することを決め、奄美大島、徳之島、沖縄島北部、西表島を登録候補地として選定したものとなっています。

2017年に入ってから、その動きも活発化してきましたし、私達地元の人間がやっていかなければならないことや、私が感じていることについてまとめたいと思います。


 

 

「奄美・琉球」の候補地について

さて私のブログでは、「徳之島」という文字が数百回と登場しているわけですが、皆さんは、私の住む「徳之島」の場所をご存知でしょうか?

鹿児島県の公式ホームページに「奄美群島を世界自然遺産へ」というページがありますが、その中に「奄美・琉球」の位置関係が、わかりやすく記載されているものがありましたので、そちらを抜粋して紹介したいと思います。


世界遺産登録の候補地図
“候補地の位置図”

九州本土の最南端である「鹿児島」と「沖縄本島」の中間ぐらいに位置していると表現される「徳之島」なんですが、地図上で見ると、「沖縄」の方が、近いんですよね。

こういった位置関係から、私のブログでも何度か「暖かい気候」ということで表現してきましたが、納得頂けるのではないかと思います。

身近に感じる徳之島の「大自然」

私、常日頃からブログで紹介しているようにマンゴー農家でありますが、本業は、家業の建設業に身をおいています。

よって、山などの自然とは、隣り合わせにいる生活を日頃からしているんですよね。

建設業者として、今まで手掛けてきた現場では、山の頂上付近に防災アンテナ基地を作る工事なども行なってきました。


工事現場での現地説明会の様子
“現地説明会の様子”

上記の写真は、工事着手前に徳之島で自然保護などを目的として活動している「NPO法人 虹の会」のメンバーの方が山の中に生息している希少植物について説明している様子です。

このように、希少植物などに詳しい人達に立ち会って貰って、希少植物を安全な場所へ移動してから現場に入場するなど、本当に身近なところに「希少植物」があるところで生活していたと言えます。

数年前には、徳之島の希少植物が販売を目的とした窃盗グループによる盗掘が発見され、全国ニュースでも報道されたことがありました。

徳之島の山には、本当に希少な動植物が生息しており、魅力的な自然の残る島と言えますよ。

地元の人達向けの勉強会も始まったよ!

そんな自然あふれる徳之島ですが、ここ最近は、「世界自然遺産登録」の候補地になったということで、各方面で勉強会も開催されるようになりました。

私が本業としている建設業の分野でも「徳之島建設業協会」主催による勉強会が2017年2月4日に開催されました。

その講習会では、鹿児島大学大学院理工学研究科の宮本先生やNPO法人 虹の会の事務局の方に講師を務めて頂きました。


世界自然遺産登録の勉強会での資料
“勉強会での資料”

私が宮本先生の説明の中で気になったのは、やはり「松くい虫」についての話題でした。

私も以前に奄美の自然に詳しい学者の方からの意見で、徳之島に植えられている松は、人工的に増えたものであり、将来的には、「カシ」などのような従来から徳之島で生息していた広葉樹に生え変わる日が来ると聞いていましたが、宮本先生の話でも同じような意見を聞くことができました。

私は、素人考えで、このままだと山の保水力がなくなり大規模災害なども発生してしまうのではないかと懸念しておりましたので、そういった意見を聞くことが出来て安心することができましたよ。

「松くい虫」が徳之島へ及ぼしている被害の様子については、当ブログでも紹介していますので、あわせてご覧ください。

講演中には、宮本先生が素晴らしい言葉を聞くことができました。

「森と海と島人の暮らし 生命にぎわう亜熱帯の島」

徳之島には、貴重な動植物が沢山生息しています。また、先生の話によると徳之島での研究や調査が進んでいないだけで、まだまだ明らかになっていな動植物が生息しているはずだと

このような徳之島の大自然がいつまでも残されていくことを願いたいものです。

徳之島の大自然を「外来種から守ろう!」

現在、日本全国でも問題となっているのが「外来種」による生態系の変化です。

有名所だと「ブラックバス」などが挙げられますよね。

ここ奄美群島でも「外来種」は、問題となっており特に奄美大島では、「マングース」が問題となっています。

マングースは、もともとハブを捕食するため、ハブの絶対数を減らすために持ち込まれたと言われていますが、その効果は低く逆に、その他の生物を食い荒らし、現在となっては、持ち込んだマングースを捕獲する運動が始まっています。

一度、持ち込んでしまった「外来種」は、後々になって大きな代償を償わなければならないような大問題となってきます。

軽い気持ちで持ち込んだり、ペットとして飼っていたものを自然の中に返したりすると大変なことに繋がりますので注意が必要です。

私が参加した「世界自然遺産登録」勉強会でも、このような資料が配布されました。


世界自然遺産登録で配布された外来種に関する資料
“外来種に関する資料”

資料に目を通していると、このような情報を募集していることもわかりました。

外来種に対する情報を公的機関で収集しているようです。

島内に住んでいる地元の人たちが協力して、外来種から大切な「島」を守っていくようにしたいものです。


外来種に関する情報の連絡先
“外来種について”

また、上記写真の下方に書かれている「外来種被害予防三原則」

  1. 入れない
    悪影響を及ぼすかもしれない外来生物をむやみに持ち込まない
     
  2. すてない
    飼っている外来生物を野外にすてない
     
  3. 広げない
    すでに野外にいる外来生物を他地域に広げない
     

を守っていくようにしたいものです。

こういった植物に要注意!

今回頂いた資料には、特に注意したい「外来種」についてもまとめられていました。

下のものがその例です。


緊急的に気を付けたい外来種
“緊急的に対処したい外来植物”

こちらの植物の名前は、「アメリカハマグルマ」となっていますが、その植物名の左側に緊急の「緊」という文字が書かれているのがわかりますでしょうか。

これが特に注意したい植物となっていまして、こういった植物を発見した際には、すぐに通報するように記載されていましたよ。

本日のまとめ

本日のブログで紹介した奄美群島の「世界自然遺産登録」は、2018年の夏頃に決定するのではないか?と言われています。

私は、この貴重な自然あふれる奄美群島の一つである「徳之島」は、間違いなく登録されるであろうと感じているのですが、それまでにユネスコなどの審査に関わる方が奄美群島や徳之島を訪れると思います。

私は、自然が好きで山や海などの自然あふれるところに、よく出向きますので、わかるのですが、人がこないような隠れた場所には、ゴミの不法投棄が目立つのも悲しい現実となっています。

もし、そんなゴミが不法投棄されている場所に、ユネスコの審査員が訪れたらどうなるでしょう?

ユネスコの審査員が訪れた山に「外来種」の植物がはびこっていたらどうなると思いますか?

私は、島民のこれからの行動も大切だと思いますし、行政が先に立ち、動植物が見学できる場所に対してのルールを定めて行く必要があると考えますよ。

この豊かな「徳之島」の自然を残すように努力していきたいものです。

本日のブログは、ここまで!

それでは、また明日~


 

 
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