ブログをご覧の皆様こんにちは!
鹿児島県出身 「徳之島ブロガー」のとし( @kedokumango )です。
私がマンゴー栽培を行なうためにビニールハウスを建設し、「新規就農者」としてスタートしたのが、平成23年のことでした。
就農直後は、わからないことばかりでしたが、なんとか今までやってくることができました。そんな中で私がやっていて良かったと特に感じていることについて紹介したいと思います。
書籍での勉強は失敗のない効果的な勉強方法です!
さて皆さんは、新規に就農するとまでいかなくても、家庭菜園で何かを育ててみようとしたときは、まず何をしますか?
育てたい植物の特性や、育て方について調べるのではないでしょうか。
現代社会においては、インターネットが普及し、簡単に情報を手に入れることも可能ですし、インターネットで育て方について調べる方も多いのではないかと思います。
インターネットによる情報も素晴らしいですし、何よりすぐに得たい情報を得ることができるので良い方法なのですが、植物というのは、栽培地による特性があったりと発信されている情報が必ずしも、自分自身が育てる場所で活用できるものであるかというと、そうでないことも多いものです。
そこで、役に立つのが専門書などの「書籍」からの情報となるんですよね。
私は、育てたい植物の本をはじめ、確定申告などの農業経営に関するものなど、沢山の書籍を買い求めて、読んできました。
そんな中でも気に入って毎月購入して愛読しているのが、「農文協」が発刊している月刊誌の「現代農業」です。
そんな月刊誌の「現代農業」ですが、毎月本屋などで購入するのも面倒ですし、私は、年間購読で取り寄せることにしました。
年間購読にすると、このように発売日に「農文協」より、新刊が届けられるようになりますよ。
この年間購読だったら、読み逃しの号も発生しませんし、間違いなく毎月届けられるので安心です。
私が「現代農業」を購入するようになったのは、先輩農家に育て方などを相談しに行った際に、「○○○が良いらしいと現代農業に載っていたよ!」なんてアドバイスを貰うこと多かったのが理由でして、それから毎月購入するようになりました。
現代農業には、植物の育て方だけでなく、農村での生活であったり、健康のことに関しても掲載されていますし、購入し始めてから毎月の発刊を楽しみにしている雑誌の一つでもあります。
書籍から得る情報というのは、畑で実践することと違って、投資の金額も少なくて済みます。
そこが一番の魅力なわけですが、畑での失敗は、大きな痛手になることもありますし、ある程度の成長過程が頭に入っていることは、これからの栽培にも役立ってきます。
植え付け時の食物が好む土質のことなんかもありますしね。
私は、農業の分野では、まず下調べをしてから行動することが大切だと思いますし、そういった情報をたくさん入手できる手段を集めておくことが重要だと考えていますよ。
実務と机の上での勉強のバランスも大切だよ!
ただ情報を入手することも、大切なんですが、その情報について考えすぎてしまっていてはダメなんです。
私の周りでも、情報にばかり頭がいってしまい、自分がどの作業を行なって良いかわからなくなって、何も手付かずの状態になってしまう人もいるわけなんです。
「農業」という分野は、勇気を持って「エイ!」と踏み込むことも大切で、「どうしよう!どうしよう?」と悩んでばかりいては解決せずに、そのまま悪い状態が続いてしまい、最悪の結果が待っている場合もあります。
ある程度の知識を得たら、行動に出てみる勇気も大切ですし、果樹栽培に至っては、選定技術や接ぎ木技術なんてものは、回数をこなした方が上達します。
私の昨年は、マンゴーの接ぎ木が成功した確立が100%でしたが、初めて接ぎ木をした年の成功率は、0%でした。
このように実践した経験がものを言うこともあるんです。
頭でっかちになりすぎずに、畑で植物に触れるということも大切ですよ!
本日のまとめ
今回は、「農業」という分野で、実務と机の上での勉強の大切さについて書いてみました。
これは、他の植物栽培でも同じことが言えるんですよね。
気になることは、インターネットを活用するのも良いですが、専門書で学んでみてはいかがでしょうか。
私が毎月購入している「現代農業」ですが、時折、「特選シリーズ」といって、特集号のようなものが販売されます。
私も、気になる項目のときは、購入するようにしているのですが、こういった特集号の場合は、調べたいことに対して深く掲載されていることが多いので、チェックしてみると面白いですよ!
本日のブログは、ここまで!
それでは、また明日~