ブログをご覧の皆様こんにちは!
管理人のとし( @kedokumango )です。
ここ数年の「徳之島」ですが、毎年のように「暖冬」という言葉が当てはまるように、暖かい冬が続いています。
そんな2016年12月も例外ではなく暖かい日が続いているためか、アボカドに花芽があがってきています。
あまりにも成長の早すぎる花芽は、今後の着果が期待できませんので、対策をほどこしましたので、その作業について紹介したいと思います。
開花しようと成長する「アボカド」の花芽の様子
先日のブログで、アボカドの花芽があがってきていることを紹介したばかりですが、2016年中旬のアボカドの品種「ハス」についている花芽の様子がこちらとなっています。
先端部分の蕾(つぼみ)なんて、今にも開きそうな感じですよね。
これが開いてしまうと「アボカド」に大きな体力を消費させてしまいますので、ここは、もう少し開花を遅らせたいですし、この蕾(つぼみ)を除去することにしました。
しかし、それにしてもここまで、成長した花芽を除去するのは、本当に惜しい気持ちがするのですが、これも立派な果実を得るためだと、心を鬼にして除去することにしました。
除去前にもう一度、アボカドの蕾(つぼみ)を記念に残しておきましょう!
やはり、植物というのは、この花というのが一大イベントのようなところがありますので、除去するのは、ある程度の決心のいる作業となりますね。
除去する決意がついた理由
花のつぼみを除去する決意がついた理由ですが、こちらの写真をごらんください。
赤丸をつけた部分に注目してください。
上方に伸びている花芽は、いつ開花してもおかしくないぐらいに成長していますが、その根本の部分に次の花芽が待機しているのです。
これを見付けた瞬間に、今の花芽を除去しても次の花芽がある!
「下手な体力を使わせるよりも、次の花に期待した方が良い!」と簡単に決心することができました。
そんな訳で、現在伸びている花芽は、このように除去していきましたよ。
こちらの写真でも根本の次の花芽を確認することができますが、この次の芽に期待したいところです。
花芽の切除前・切除後
もう一度、アボカドの花芽の切除前と切除後について見てみましょう。
アボカドの花芽の切除前
アボカドの花芽の切除後
本当にもったいない気がしますよね。
しかし、これも良い果実を得るために必要なことですからね。
果実に期待をこめて作業をほどこしました。
本日のまとめ
普通、植物を育てていて花を咲かせようとしたら、楽しみで花が咲くように努力しますよね。
しかし、これが「果樹」となり、「果実を得たい!」ということになると、花に受粉させる必要があるので、開花させるタイミングが大切になってくるのです。
今回のアボカドの開花ですが、単体で開花しても受粉させる、その他の樹が開花する様子がない状態でした。
そんな状況では、着果しないことがわかっていますし、無駄に花を咲かさせて無駄に体力を消費させることは、勿体ないことだったのです。
そこで、他の樹と開花時期を合わせることを目的として今回の花芽の除去を行いました。
この作業が上手いこと結果に繋がってくれれば嬉しいですね。
今回、切除した花芽があがってきたことを紹介した記事は、下記となっています。あわせてご覧ください。
また昨年も同様に花芽が早くあがり、切除対策をほどこしました。
そのことに関する記事は、こちらとなっています。あわせてどうぞ!
私がアボカド栽培をおこなう際に参考にしている書籍は、こちらとなっています。
アボカド栽培に興味がある方は、一度目を通しておくことをおススメしますよ!
本日のブログは、ここまで!
それでは、また明日~