ブログをご覧の皆様こんにちは!
管理人のとし( @kedokumango )です。
本日のブログでは、世界三大美果として有名な我が農園でも結実を楽しみにしている「チェリモヤ」の新芽の吹出し方について、新たな発見があったので紹介したいと思います。
イメージしていた箇所と違うところから新芽が吹き出したぞ!
書籍によると気温が30度を超えると、成長がストップするとのことで、夏場の成長について心配していた「チェリモヤ」ですが、しっかりとした成長を見せてくれ、ホッとしているしているところです。
まずは、現在の「チェリモヤ」の成長の様子を見てみることにしましょう。
枝元の方に、小さな緑が見えていますよね。これが剪定後に吹き出してきた、「チェリモヤ」の新芽となります。
さて通常、果樹などは、枝を増やす為に剪定を行なうと、その剪定箇所から分岐して、枝が増えていくものです。
しかし、チェリモヤの場合は、新芽の吹出し方が若干違うようでしたよ!
先端部に赤線を入れてみましたが、この赤線が私がイメージしていた新芽の吹き出す位置でした。
しかし、実際のところは、株元よりで、もともと葉のあった箇所の付け根から新芽が吹き出したのでした。
尚、剪定を施したときの記事は、こちらで紹介しています。
あわせてご覧ください。
他の樹でも同じように株元に近い部分から吹出しています!
1本の樹だけの特有なものではないかと、他の「チェリモヤ」「アテモヤ」の樹を確認してみたのですが、他の樹も同じような新芽の吹出し方となっていました。
こちらが他の樹の例となっています。
こちらは、上記で紹介した「チェリモヤ」ではなく、「アテモヤ」という似たような果実が収穫できる樹となっています。
この「アテモヤ」でも、株元に近い部分からの新芽の吹出し方となっていますので、ご覧ください。
こちらの写真では、2箇所から新芽が吹出していることを確認できますよね。
「チェリモヤ」「アテモヤ」の栽培で参考にしている書籍には、枝を増やすための剪定の際に、葉を7枚ほど残して切り返すとよいとの記載がありました。
この新芽の吹出し方から、葉を7枚残して枝を剪定するという意味がわかってきましたよ!
新芽の吹出し方に他の規則性もあるようです!
新芽が吹き出したのは、既存の葉があった箇所の付け根部分なのですが、他にももう1つ規則性があるようです。
それは、整姿のために誘引で枝が強く曲がった部分からの新芽の吹出しが多いということです。
上記の写真もそうですが、黒いビニール紐がかけられているところが枝が強く曲がった部分なのですが、その部分からの新芽の吹出しが多いいというのがわかると思います。
このことから、「誘引(ゆういん)」という作業のことを「誘因(ゆういん)」という感じで表現する意味がわかってくると思います。
「誘引」というのは、整姿だけでなく枝をだしたり、マンゴーでいくと花芽を促進するための「誘因」だったりするわけですが、「誘発」させるという意味も多いということがわかった気がしますね。
本日のまとめ
こうやって、新芽の吹出し方を学んでおくと、次の剪定の際の参考になりますよね。
しっかりと覚えておいて、次の剪定作業に活かしたいものです。
本来でしたら、これからの9月から11月は、「チェリモヤ」にとって果実の成熟期に入っていくのですが、私の「チェリモヤ」は、まだまだ幼木で結実もしていませんからね。
冬場の樹の休眠期に備えて、残りの数ヶ月で枝葉が充実するように努力していきたいと考えています。
私が、「チェリモヤ」「アテモヤ」の育て方で参考にしている書籍は、こちらとなっています。
数多くの熱帯果樹の育て方が掲載されている本となっていて、とても参考になる書籍となっていますよ!
本日のブログは、ここまで!
それでは、また明日~