ブログをご覧の皆様こんにちは!
管理人のとし( @kedokumango )です。
先日のブログ記事で、徳之島産の「フルーツパパイヤ」がとっても甘くて美味しかったということを紹介しましたが、今回、この「フルーツパパイヤ」を自分でも育ててみようと種を植えてみましたので、その様子について紹介したいと思います。
植付け床を準備するぞ!
今回の植付け床ですが、今回は、種を蒔いてから定植できるようになるまでは、冬を過ごすことになりますし、苗木の段階では、ビニールハウスの中で過ごさせた方が良さそうです。
そこで、大きめのビニールポット鉢に種を蒔いて、ひと冬は、ビニールハウスで育てるという計画のもと、少し大きめのビニールポット鉢に種を植えることにしました。
今回も種を植える土には、「育苗培土」を使用しますが、ビニールポット鉢全ての土を「育苗培土」を用いていては、かなりの量の「育苗培土」を準備する必要があるので、ビニールポット鉢の下部には、「赤玉土」と「鹿沼土」を1:1で混合したものを入れることにしました。
大きめの容器の中で、混合してから、ビニールポット鉢へ投入していきます。
必要な土の量を見極めながら容器で混合して、鉢へ移していきますが、私の考えでは、「育苗培土」の層は、数cmあれば十分ですから、ビニールポット鉢の8割ほどが埋まるまで、この「赤玉土」と「鹿沼土」を混合したものを投入しました。
「赤玉土」と「鹿沼土」についてですが、1袋が15kg〜20kg単位で販売されていることが多いと思います。それだけの量は、中々1回の使用で使い切ることは難しいですよね。
そんな余った園芸用土ですが、丁寧に保管せずに湿気等を吸わせてしまうと、次に使うときに根などが張り付いて作業効率が落ちてしまいます。
ですから、残った園芸用土は、丁寧に保管しておくことをおススメしますよ!
ビニールポット鉢の下層に「赤玉土」&「鹿沼土」の投入が完了したら、その上に「育苗培土」を投入していきます。
この下層に「赤玉土」と「鹿沼土」を混合したものを投入するというやり方は、完全に私の自己流です。
これは、全層にわたって「育苗培土」を用いるのが、勿体ないという考えもあるのですが、他にも粒の大きい「赤玉土」や「鹿沼土」が下層にあることで、水はけが良くなり、発芽してからの成長も良好であろうという考えからおこなっています。
「育苗培土」を用いることで、種の発芽率は、もの凄く良くなります(これは何度も経験しています)。
それにプラスアルファで、下層に粒子の大きい土を敷くのは、おススメの方法だと感じていますよ!
苗床が準備できたらパパイヤの「種」を植えるぞ!
苗土の準備ができたら、早速「パパイヤ」の種を植え付けていきます。
こちらが、前回のブログ記事で紹介した「フルーツパパイヤ」の種となります。
パパイヤの種は、1個の果実から、沢山の量を得ることができます。
今回は、その果実から取り出してすぐの種を水に浸けてみて、沈むものばかりを選んでみました。
種が表土から5mm〜10mm位の深さになるように育苗培土の中に優しく埋めてあげたら、種まきは完了です。
今回撒いたフルーツパパイヤについては、こちらの記事で紹介しています。あわせてご覧ください。
今回の苗床の工夫について
種を植え付けたビニールポット鉢ですが、今回は、1工夫としてビニールポット鉢を100均で購入した洗濯バスケットの中に収めることにしました。
このように洗濯バスケットに収めたのは、ビニールポット鉢をまとめて移動させるのが楽に行えるというのもありますが、他にも理由があります。
それについては、後ほど解説することにして、今回の洗濯バスケットには、ビニールポット鉢がちょうど5個、綺麗に収まってくれました。
こちらの写真が収まり具合についてわかりやすいようにカメラアングルを上部から撮影したものとなります。
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ちなみに左側に写っている四角形の青色のケースにも余った種を予備として植えてあります。
ポット鉢を選択バスケットに入れた理由
さて今回、ビニールポット鉢を洗濯バスケットに収めた理由なんですが、下の写真をご覧ください。
まずは、そのままの状態で、ビニールハウス内の所定の場所にビニールポット鉢を設置した状態となります。
このままでも良いんですけどね。
発芽率を高める為に、もう一つのことをする必要があります。
それが、新聞紙を用いて、保温してあげることなのです!
こちらが、新聞紙をビニールポット鉢へ被せた状態となります。
一番手前のものを見てください。
新聞紙で容器を包んでいますよね。これだと、次回に散水をするときは、新聞紙をとって、再び新聞紙で包むという作業が必要になってくるのです。
それに対して、洗濯バスケットに収めたビニールポット鉢は、上から新聞紙を乗せてあるだけです。散水するときは、さっとどけて、散水したら新聞紙をもとに戻すだけっていう、もの凄く簡単に処理できるんですよね!
こういった狙いから、「洗濯バスケット」を活用してみました。
尚、下記のリンク先の記事では、ポット鉢を「サンテナ」と呼ばれる収穫用のプラスチック製の箱を用いていますが、「サンテナ」では大きすぎると感じるところもあったので、今回から「洗濯用バスケット」を利用してみた次第です。
本日のまとめ
現在の徳之島では、イオングループとの契約栽培ということで野菜として食べる「青パパイヤ」の栽培が盛んに行われています。
「パパイヤ」の栽培というのは、徳之島では、「植えておけば生える」ぐらいの感覚で、各家庭での軒先でも良く見られますし、昔からパパイヤの漬物なども良く食されて来ました。
しかし、軒先などで育てられている「パパイヤ」というのは、完熟したものを食べても甘みが今一つであったり、あまり美味しいものではなかったんですよね。
そこに最近では、品種改良などが加えられ、「サンライズ系」や「ソロ」といったような糖度の高い「パパイヤ」が入ってきて、野菜として食べるパパイヤからフルーツとして食べるパパイヤへ派生してきたという背景もあります。
「パパイヤ」の栄養素については、ダイエット効果など素晴らしいものがありますし、今後も、野菜としての「パパイヤ」が発展していくことを願いますし、時折、このような糖度の高い「フルーツパパイヤ」も楽しめたらと思いますよ!
今回のパパイヤの種蒔きについてもこちらの書籍を参考にしました。
本日のブログは、ここまで!
それでは、また明日~