【マンゴー夏季剪定_その3】剪定作業は全て完了しました!

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ブログをご覧の皆様こんにちは!
管理人のとしです。

2016年のマンゴー収穫後の剪定作業は、8月13日からスタートし、中3日間の休みを挟みましたが、昨日の8月18日に剪定作業は、全て完了することができました。本日のブログでは、今後の作業予定などについて紹介したいと思います。


 

 

剪定前と剪定後を写真で比べて見よう!

剪定前と剪定後の写真を比べると、どのくらいの枝を切除したのか一目瞭然ですから、3連棟のビニールハウスの1棟ずつを見比べていきたいと思います。

3連棟のビニールハウスは、内部で繋がっていますが、日光の当り方での成長スピードも違いますし、3連棟のうちの中央は、空気が滞りやすく温度が高くで推移するなどの特徴があります。

また当農園のビニールハウスは、長さで45mありますから、その距離でも成長進度が違うようですよ。

南棟のbefore after

剪定前


南棟の剪定前
“南棟の剪定前”

 

剪定後


南棟の剪定後
“南棟の剪定後”

 

中央棟のbefore after

剪定前


中央棟の剪定前
“中央棟の剪定前”

 

剪定後


中央棟の剪定後
“中央棟の剪定後”

 

北棟のbefore after

剪定前


北棟の剪定前
“北棟の剪定前”

 

剪定後


北棟の剪定後
“北棟の剪定後”

随分と刈り込んだのがわかるでしょうか。このくらい背丈を低くしておかないと来期の収穫期には、背が高くなりすぎてしまうのと、空気を通りやすくして、病気の発生を抑制する目的で、枝数も昨年と比べると減らす形の剪定となりました。

今期の剪定のテーマは、「収穫量より品質」でしたので、これで良かったのだと感じています。

マンゴー夏季剪定後の残された作業

中休みを挟んでしまいましたが、計5日間の剪定作業もこれで終了ですが、まだ幾つかの作業が残っています。

その残された作業について、紹介したいと思います。

剪定カスなどの持ち出し

マンゴーの剪定後の剪定ゴミは、病気の蔓延を抑える目的で、すぐにビニールハウスの外に持ち出し、処分する必要があります。

現在ですが、あらかたの枝葉は、搬出しましたが、ほうき掛けで集めた少しばかりの剪定カスが残っています。


剪定作業後の剪定カス
“剪定作業後の剪定カス”

簡単にできる作業ですが、常日頃からビニールハウス内を清潔にしておくのは、病害虫の蔓延を防ぎます。
また、綺麗なハウスの中での作業は、気持ちの良いものですしね。

作業する際のモチベーションアップの為にも、日頃からハウス内を綺麗にしておきたいものです。

吊り紐はずし

マンゴー栽培の過程において、花芽の吊り上げ、果実の吊り上げに用いる「吊り紐」があるのですが、この「吊り紐」も外しておかないと、今後の作業のしやすさに関わります。


マンゴーの吊り紐
“マンゴーの吊り紐”

数千本の吊り紐が、ビニールハウスの全体に残っていますので、これを撤去していく作業となります。

この作業は、吊り紐の数も多いことですし、根気のいる作業となります。

整姿を目的とした誘引作業

剪定作業で、成長天を揃えるように剪定してありますが、枝の節の関係で、現在の高さでは、高いものなども若干あります。

これを、軽い誘引で成長天を揃えてあげます。

どういった作業かというと、写真で見てみましょう。

誘引作業前


マンゴーの誘引作業前
“マンゴーの誘引作業前”

 

誘引作業後


マンゴーの誘引作業後
“マンゴーの誘引作業後”

枝先が、少し下方へさがっていることがわかったでしょうか。
あくまで軽い誘引ですが、このように整姿を目的とした誘引作業をおこなっていきます。

成長天を揃える為にも常日頃が調整していく作業となります。

本日のまとめ

他にも防除作業とか残っていますが、全ての作業を8月21日で完了させたいと計画して、作業を進めているところです。

マンゴーは、剪定して、その切断面から新たな新芽が吹出してくる植物です。よって、この剪定作業を如何に早く終了させるかで、新芽が早く吹出してくるかというところに繋がっているのです。

ですから、なんとか早く終わらせたい気持ち一心で、作業を進めてきましたが、ようやく剪定作業が終了して、これでホッとしているところです。

今期の剪定作業の様子は、下記でも紹介しています。あわせてご覧ください。

 

 

本日のブログは、ここまで!

それでは、また明日~


 

 
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