【マンゴー夏季剪定_その1】2016年の夏季剪定1日目の様子をご紹介!

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ブログをご覧の皆様こんにちは!
管理人のとしです。

今年もついに1年に1回の来期の収穫を占う、マンゴーの「夏季剪定」がやってきました。
昨年の夏季剪定は、8月20日から開始しましたが、少しでも収穫期を早めるために、今年は、さらに1週間早めて8月13日より「夏季剪定」を開始しました。


 

 

夏季剪定を開始する前に…

夏季剪定を開始する前に、少しばかり作業が必要でしたので、そちらの様子から紹介したいと思います。

今期も1日1棟を目標に作業を進めていきますが、下記写真の一番左側の棟から開始していきたいと思います。


ビニールハウスの外観
“ビニールハウスの外観”

この左側の棟が南側に位置しており、日当たりが良好であるので中央棟や北側棟と比べると成長も早く、収穫も少しばかり早く進んでいました。

 

南棟の内部の様子を見てみましょう。


ビニールハウスの内部
“ビニールハウスの内部”

ところどころ白色の収穫袋が写っていることがわかりますか?

「夏季剪定」を早く開始するということは、ビニールハウス内に果実が残っていることも多々あるのです。
昨年も8月20日か夏季剪定を開始するにあたり、かなりの量のマンゴーを処分する必要があったのですが、今期も覚悟が必要でした。

剪定作業に入る前に、まだ熟れずにハウスに残っているマンゴーから先に外へ搬出しました。


緑色のまま収穫したマンゴー
“緑色のまま収穫したマンゴー”

この緑色のマンゴーですが、数日おいておけば赤くは、なりますが、殆どおいしくありません。
フィリピン地方では、緑い色のマンゴーに塩をつけて食べたり、塩で漬物にするそうです。

私も何か美味しい食べ方がないか実験してみようかな^^

 

「量より質」を意識した剪定

今期の剪定作業ですが、私にとって「量より質」をテーマにしようと考えていました。

これは、可能なかぎり枝数をすかし、空気の流れの良いところで健康的に育てた、マンゴーは、確実に美味しいものができるのだとわかったからです。

枝数を増やせば、それだけ収穫量を増やすことが可能ですが、「質」を求めていきたいと枝数を減らして健康的な樹体を作り上げていきたいところです。

今回の剪定作業に用いるのは、剪定バサミ、松葉ハサミ、のこぎりの3種類です。
これをコシに巻いたベルトに固定して作業を進めていきます。


今回使用す剪定ハサミ
“今回使用する剪定ハサミ”

頭の中で、このような樹を作りたいというイメージは、常々持っていますし、ここ最近は、収穫作業中は、この枝を抜きたいなどと考えながら、作業を進めてきたこともあり、バサリバサリとハサミを入れることが出来ました。

こちらが剪定前です。


剪定前のマンゴーの樹
“剪定前のマンゴーの樹”

 

こちらの樹の剪定を終えるとこのような感じです。


剪定を終えたマンゴーの樹
“剪定を終えたマンゴーの樹”

今回ですが、とにかく風通しを良くすることを考えて剪定していますので、随分と枝数を減らすようにしています。

本日のまとめ

今回の剪定作業ですが、例年ですと1棟当り1日で作業が完了するのですが、今年は、枝数を減らすことに重点をおいている為、時間がとられていまします。

1日1棟を目標としていましたが、ラスト4本残したところで、本日の作業は終了となってしまいました。

ここで剪定作業を終えるとビニールハウス内部がどのように変化するのか見てみましょう。

こちらが剪定を終えた直後です。


剪定を終えたビニールハウス内部
“剪定を終えたビニールハウス内部”

こちらがこのように変化します。

 

屋根の部分に注目してください。


遮光ネットを巻上げたビニールハウス内部
“遮光ネットを巻上げたビニールハウス内部”

日焼けが心配であった果実がもうないわけですからね。これからは、新芽に太陽の光をしっかりと当てて、光合成を促進させるためにも、このように遮光ネットは、巻上げていますよ。

これから剪定作業を終えても、今年は、ビニールハウスの改造も色々と計画しています。
やるべきことが山積みですが、「夏季剪定」を開始したことで、来期のスタートを切ったと言えます。

また1年間、しっかりと育てていきたいと思いますよ!

本日のブログは、ここまで!

それでは、また明日~


 

 
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