ブログをご覧の皆様こんにちは!
管理人のとし( @kedokumango )です。
2016年9月上旬の種まきから順調に発芽し、背丈も15cmほどに成長してきた「サンライズパパイヤ」をビニールハウスの中から、露地へ定植しましたので、その様子について紹介したいと思います。
風に弱い「パパイヤ」は定植する場所について悩みました!
さて、いざ定植しようと考えた際に、「パパイヤ」は、風に弱いということもあり、定植する場所は、本当に悩みました。
倉庫の横なども考えたりしたのですが、それでは、あまりにも太陽の当たりが悪いですし避けました。また、ビニールハウスの周囲を囲む「防風ネット」のそばが、良いかとも考えたのですが、「パパイヤ」の葉は、結構広がるということもあり、ネットにあまり近づけると成長に影響を与えてしまうと、色々考えたのです。
そして、「パパイヤ」の定植箇所ですが、水はけが良いことも条件の一つとなっています。
そこで、私の園では、湧水処理ということで、畑の中心部の地下1m付近のところは、排水パイプが通っているのですが、その排水パイプ付近が一番、水はけが良好となるため、そちらの場所を選択しました。
パパイヤの苗を定植予定箇所に並べてみたものが、こちらとなっています。
赤い矢印で記している小さな黒いポット鉢が、今回定植する「パパイヤ」となっています。
こちらの配置で「風当たり」の問題は、若干残っていますが、成長過程に応じながら、対策していこうと、この場所で決定しました。
定植した「パパイヤ」の様子
今回の「パパイヤ」の定植についてですが、まず縦横50cmほどの穴を掘り、掘り出した土に「完熟堆肥」を混合しました。
そちらの土で、植え付け高さまで、一度埋め戻してから、苗を配置して、再度、堆肥を混合した土で、苗の周りも埋め戻しました。
この一度深く掘ってから、埋め戻したのは、固い土ですと、根の成長スピードが芳しくありませんので、このようにした次第です。
こちらが今回定植した「パパイヤ」の様子です。
土の埋め戻し時には、水もたっぷりと流し込み、根と土が密着するようにしました。
本業の建設業では、「水締め」という土の締固め方法がありますが、その効果と一緒で、細かい土の粒子を水の力で空隙へ流し込み、効率的に空隙を無くす締固めの方法となっていますよ。
これが定植した「サンライズパパイヤ」だ!
今回、定植した「サンライズパパイヤ」ですが、頂いた種が5つで、発芽したものも5本と発芽率100%で素晴らしい発芽率の種だったと言えます。
今回、定植した苗は、5本だったのですが、そのうちの2本をクローズアップして見てみることにしましょう。
後は、このまま経過をみながら、1ヶ月が経過した頃に施肥を行いたいと考えていますよ!
成長の早い「パパイヤ」ですからね。
これから気温が下がっていきますが、冬場には、どのような成長を見せてくれるのか楽しみなところです。
本日のまとめ
私がマンゴー栽培を行なう園の隣の畑では、現在「パパイヤ酵素」がダイエットに良いということで人気の「青パパイヤ」の畑となっています。
こちらの畑のパパイヤは、2016年7月に今回私が定植したほどの苗を植えてから、現在では、すでに着果しています。
このことから、条件さえ良ければ、3ヶ月で着果まで持っていけるということになりますが、今回定植したパパイヤは、これから気温が下がってくる季節ですから、やはり着果は、春になってからだと予想しています。
水はけの良い場所を好む植物でも、苗の定植から根がつくまでの1ヶ月間は、積極的な灌水が必要となってきます。降雨などの天候も配慮しながら、11月末ごろまでは、こまめな灌水作業を行なっていきたいと考えていますよ!
尚、発芽から定植までの成長の様子については、下記の記事で紹介しています。あわせてご覧ください。
本日のブログは、ここまで!
それでは、また明日~