今年も「マンゴー原種」に花が咲きそうにありません!

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ブログをご覧の皆様こんにちは!
管理人のとしです。

マンゴーの原種の果実を収穫し、その種から接木苗の台木をつくろうと挑戦していますが、今年も上手く行きそうにありません。


 

 

花芽がでない・・・

さて、悲しいお知らせなのですが、我が農園では、昨年からマンゴーの接木での成功率が向上してきたことから、本格的にマンゴーの苗木を増やせないものか?と努力してきました。

その一環として取り組んでいるのが、苗木の台木となるマンゴー原種の苗を確保するために、マンゴーの原種を育て、その果実から種を採取したいと努力してきました。

マンゴーの原種は、主力品種である「アーウィンマンゴー」と同様に平成23年の植え付け当時から育てているのですが、これが1回も花を咲かせたことがありません。

私としては、頂芽の上がり方から、今年こそ花を咲かせるのではないか?と期待もしていましたが、このように花芽ではなく、新葉の芽が伸びてしまいました。

マンゴー原種の新芽の様子-1

マンゴー原種の新芽の様子-2

マンゴー原種の新芽は、このようにチョコレート色の芽で、アーウィン種と比べても強い芽だと私は感じています。

アーウィンだと、この時期に出てくる芽は、新葉の付け根の部分に白い花芽がありますが、こちらの芽には、ありません。

今期のマンゴー原種の芽は、全てこのような感じなので、今年も花はないのだろうと推測しています。

全景を見てみても、こういった感じで芽が上がっていますので、間違いないのではないでしょうか。

マンゴー原種の新芽が立ち並ぶ様子

これからの台木の確保をどうするか?

私が、マンゴーを接木して、数を増やしたいというのには、現在の主力品種であるアーウィンもあと10年もすれば、植え替えということになります。

その時に、自分で育てた苗木で植え替えできればという考えから来ています。

そこには、小さなこだわりもありまして、台木も自分で育てたものを使いたいというところにあるのです。

インターネットで検索すると、「土マンゴー」とか「柴マンゴー」として台木に使用できるものが販売されていますが、そこは、自分で育てたものを使いたいという気持ちもありますし、10年後という時間的な余裕もあります。

もう少しだけ、現在の原種の育て方を工夫して挑戦を続けたいと思いますよ。

これは、余談ですが、沖縄の市場では、台湾から輸入された原種の種が販売されているとも聞いています。

沖縄のマンゴー農家の方達は、それを活用する場合もあるとのことですよ。

本日のまとめ

植物栽培をしていると失敗は、必ずあります。

私は、失敗を繰り返しながら、成長していくものだと常々感じておりますが、失敗とわかると気持ち的には、落ち込むもの。

ここは、大好きな写真で、気持ちを紛らわすことにしますよ。

今回のブログの主役だった、マンゴーの原種を、大きくぼかしてアートっぽく撮影してみました。

マンゴー原種の新芽をアート風に撮影したもの

大きくぼかすだけでなく、露出も明るくしてみましたので、春らしい雰囲気が出たんじゃないですかね(笑)

失敗したことで、くよくよせずに失敗を新たな勉強と思って、マンゴー栽培の技術を学んでいきたいものですよ。

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合わせて読んで頂けると嬉しいです^^

 

本日のブログは、ここまで!

それでは、また明日~


 

 
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