ブログをご覧の皆様こんにちは!
管理人のとし( @kedokumango )です。
昨日の徳之島は、天候にも恵まれ、快適に作業を進めることが出来ました。先日のブログ(2015年11月_第2日曜日のマンゴー農園の作業予定)で、作業予定についてまとめていましたが、予定をたてていたおかげか、順調に作業を進めることが出来ました。
本日のブログは、そんな徳之島のマンゴー農家の日曜日の作業内容について記録しておきます。
ビニールハウス谷部の開放作業
先日のブログで、マンゴーの樹を冷やすことが次の目的あることを紹介しましたが、ビニールハウス内の熱を効率的に排出するには、ビニールハウス谷部の開放が、不可欠となってきます。
そこで、第一に開放作業から進めることにしました。
下の写真が、ビニールハウスの谷部となります。
こちらが、ビニールハウスに登り、谷部を撮影したものです。
写真の中央から両側へ1m程に巻取りが可能なように、ビニールが設置されています。このビニールの裾には、「ビニペット」と呼ばれる部材で、ビニールが巻き上げられないように固定しています。
今回は、このビニペットを外して、ビニールが巻き取れるようにしてあげるわけです。
こちらが、ビニペットを外し、片側を巻き上げた状態の写真です。
ビニールが巻き上げれて、防虫ネットのみが張られている状態であることが確認できますよね。
暖かい空気は、上へ上へ行くものです。こうやって、屋根部分から温まった空気を排出すると一気にハウス内の温度も下がってくれます。
しかし、この谷部を開放すると、降雨の際には、一気に雨が流れ込んできますからね。これからは、天気予報の「にらめっこ」も始まっていきます。
「チェリモヤ」植付け準備
今年から我が農園に新しく仲間入りした「チェリモヤ」「アテモヤ」の植付け準備も行いました。
まずは、花畑として利用してきた箇所の耕運から始めます。
こちらが、作業開始前の状態の写真です。
今回も、耕運には、ヤンマーの耕運機を用いて行なっていきますが、畑の耕運作業での足元には、「長靴」が靴の中に、土が入り込まなくて、作業が快適に行うことが出来ます。
私が、長靴で気に入って愛用しているのが、こちらなんです!
日本のアウトドアメーカーである「mont-bell(モンベル)」の長靴です。さすがアウトドアブランドっていうのでしょうか、足へのフィット感がとても素晴らしく、本業の建設業でも愛用している一品なんです。
このモンベルの長靴なのですが、サイド部分にベルトで調整できるような作りとなっていますよね。このベルトを締めることによって、フィット感を強めることも出来ますし、土が中へ、入り込んでくるのを防いでくれるために、これもお気に入りのポイントとなっています。
こちらの長靴で足元を固めたら、一気に耕運作業を進めてやりました!
本来でしたら、樹を植える箇所のみ耕しておいても良かったのですが、花畑として使用していた際の「畝」が残っていたりしたので、全体的に1度耕運し直して、畑を平らにしたいという目的から、このようにしております。
今回、定植する「チェリモヤ」は、カルシウムをかなり消費するらしく、「苦土石灰」を好むという情報を得ていますので、「苦土石灰」も混ぜ込んでおくことにしました。
こちらが「苦土石灰」です。
私の場合は、家庭菜園やその他の果樹への施肥の為に、こういった肥料類は、20kg袋で購入しています。
そのままの状態では、撒きにくいですからね。このようにバケツに小分けにとって、散布するようにしていますよ。こうすると散布量も計算しやすくて便利なんです!
こちらが、苦土石灰を散布した様子です。
畑の所々に白い粒が確認できますよね。これをもう1度、耕運機を用いて、土に混ぜ込んで行きます。
その後、レキ等を用いて平らにしてあげたものが、こちらです!
苦土石灰が土に馴染むのには、2〜3週間必要としますから、このままの状態で置いておいて、12月の第1日曜日に定植したいと考えています。
本日のまとめ
普段から、計画的に行動をするようにしていますが、やはり畑の整備となると限られた時間の中で、あれもしたいし、これもしたいとなってきます。
今回のように、次に定植するものや今大切なことを書き上げていくと、円滑に作業を進めていくことができますね!
今回は、ビニールハウス内の誘引作業を行うことができませんでした。これには、あと1週間ほど、樹を成長させた方が良いという判断もありましたし、今、苦土石灰を混ぜ込んでおかないと、チェリモヤの定植に肥料分が土に馴染まないという急がなければならないことが、わかっていたからなんですよね。
今後も兼業農家という限られた時間でしか、畑の整備をしていくことが出来ないわけですから、効率的に作業を進めていきたいものであります。
本日のブログは、ここまで!
それでは、また明日~