ブログをご覧の皆様こんばんは!
管理人のとしです。
本日、2月9日にマンゴーの害虫である「スリップス(チャノキイロアザミウマ)」の対策として、「スワルスキープラス」を100パック投入しましたので、ここに記録します。
スリップス(チャノキイロアザミウマ)とは?
我々、マンゴー農家が一番に嫌う害虫といったら、このスリップス(チャノキイロアザミウマ)では、ないでしょうか。
マンゴーの新葉を食害する上に、最悪な場合は、果実の表面にも食害を与え、繁殖力も強く爆発的に増えてくる、本当に厄介な害虫となっています。
当ブログで、詳しく紹介した記事がありますので、そちらもあわせてご参照下さい。
今回、ビニールハウス内に投入したものは、商品名が「スワルスキープラス」となっていますが、名称としては、「スワルスキーカブリダニ」という生物でして、このスワルスキーカブリダニが、スリップスを食べるという役割を持っているものです。
スワルスキープラス設置の様子
今期のスワルスキープラスの投入は、2月9日と2月23日にそれぞれ100パックずつの合計200パック投入する計画でいます。
今回は、1回目として100パックをマンゴーの枝にこのように設置しています。
形としては、このようにティーパックのようなものに入っていまして、中には、スワルスキーカブリダニと餌が入っています。
このティーパックのようなものには、小さな穴があいていますので、そこからスワルスキーは、外へでていくわけです。
ここからは、気温の状態にもよりますが、上手く定着してくれることを祈りたいものです。
ちなみに、このスワルスキーカブリダニですが、肉眼で見ることは、困難です。
当ブログでは、一度マクロレンズを使用して、撮影に成功していますので、そちらの記事もどうぞ!
上記、記事から抜粋したものがこちらとなっています。
こうしたら、だいたいこれだとわかりやすいのでは、ないでしょうか?
はは(^^)
これでも「点」でしかありませんね(笑)それでは、拡大してみます。
本当に小さな小さな生物ですから、10倍のルーペか、このようにマクロレンズを用いないと見えないものとなっていますよ。
本日のまとめ
現在のところは、ビニールハウス内では、スリップス(スワルスキーカブリダニ)を確認していません。
ただし、これから雨天が続いたりすると、ビニールハウス内へ飛び込んでくるはずです。これからの時期は、花芽が上がり始め、柔らかい葉もあり、スリップスの餌となっています為、そのままビニールハウス内に居着いてしまう可能性があります。
そこを、この「スワルスキーカブリダニ」で迎え撃つ作戦なのです。
本日のブログは、ここまで!
それでは、また明日~