マンゴーの害虫「コシロモンドクガ」「タイワンキドクガ」編

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本日は、マンゴーの害虫「コシロモンドクガ」「タイワンキドクガ」についてまとめたいと思います。

こちらの害虫ですが、今のところ私のビニールハウスでは、見たことがありませんが、しっかりと勉強して発生した際には、きちんと対処したいものであります。

今回も「鹿児島県農業普及課」から頂きました資料を参考としております。


 

 

「コシロモンドクガ」「タイワンキドクガ」

1 被害の様子及び生態

  1. コシロモンドクガとタイワンキドクガの2種が主に発生する。
     
    新梢伸長期に比較的若い葉を食害するが、硬化葉も食べる。急激に大発生することがあり、結果枝上の葉を食べつくし着花を阻害することがある。新梢伸長期を中心とするが、果実に発生すると商品価値を著しく低下させる。

  2. 特徴
     
    コシロモンドクガ

    • 幼虫は、派手な毛虫で、背面に黄色〜橙色の4対の毛束と頭部に黒色で長い角状の毛束を持つ。若齢期には、集合して新葉などをを食害し、成長するに伴い周囲の枝や葉へと分散する。
       

    • 発育した幼虫は、葉裏や幹などに繭を作り、その中で蛹化する。
       
    • 雄成虫は、13mm程度で黒褐色の地味な蛾である。雌は、黄色で羽をもたず、羽化後も繭の中に留まり周辺に卵塊を産み続ける。

    タイワンキドクガ

    • コシロモンドクガほどマンゴーでの発生は、多くない。
       
    • 幼虫は、地色が黄橙色で黒色の斑点がある。
       
    • 成虫は、黄色で13〜16mmである。幼虫、成虫ともに毒毛をもち、これに触れると激しい痒みを伴う発疹ができる。卵塊や繭にも毒毛が付着している。

     

2 防除方法

「耕種的防除方法」

  1. 防虫ネット等の利用。
  2. 施設周辺の除草を徹底する。
     

「薬剤防除方法」

  1. 発生後の防除
防除時期
農薬名
希釈倍率
使用回数時期
スワルスキーへの影響
発生初期 ロムダンフロアブル 2,000 年2回 収穫21日前

注)同時防除が期待できる剤
 若齢幼虫であればスリップスの防除薬剤でも効果が認められる。

 

 

本日のブログは、ここまで!
それでは、また明日~


 

 
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