ブログをご覧の皆様こんにちは!
鹿児島県「徳之島出身」のブロガー とし( @kedokumango )です。
2020年3月20日(春分の日)に奄美大島を訪ね、前々から撮影したいと考えていた「龍の目」の撮影にチャレンジしてきました。
今回の撮影は、無事に「龍の目」を写真におさめることができたのですが、今回の撮影で学んだ撮影場所などについて記録しておきたいと思います。
この記事の目次
かがんばなトンネルの「龍の目」について
「龍の目」というのは、奄美大島の龍郷町にある「かがんばなトンネル」という全長29mのとても短いトンネルに「秋分の日」か「春分の日」の前後数日間の間だけ、太陽が沈むのが、トンネルの穴に重なるというものです。
その夕陽が沈むときが、トンネルの地形が龍の頭の部分として、太陽が目として入ることから、そのように呼ばれているということです。
位置については、グーグル・マップへのリンクを残しておきますね。
撮影当日なんですが、日没前の最低でも1時間前には、現地に到着して場所の選定などをしておきたいところです。
こちらが日の入り40分前くらいの写真になりますよ。
この夕陽が、下方に写るトンネルに重なる瞬間を狙うわけです。
「龍の目」の撮影箇所の状況について
上記で、1時間前に到着してスタンバイしていることが望ましいと書きましたが、2020年3月の春分の日でも、道路脇は、たくさんのレンタカーが停められ、撮影する人があふれている状況でした。
このような感じです。
数分おきにパトカーも通り「道路に入らないでください」などの注意の言葉をかけられていましたね。
私も日の入り15分前までは、この道路から撮影しようと待機していたのですが、道路からだと手前の雑草が邪魔になり撮影しにくく、どうにかならないものかと考えてしまいましたね。
何度も通うツワモノでしょうか。高さ50cmほどの脚立を持参している方もいらっしゃいましたね。
荷物に余裕がある人は、そのような手段を試みても良いかもしれません。
私の方はといいますと、撮影場所を探しているうちに、道路の下の海岸線に降りられる箇所を発見!
海岸線だと前に雑草などの障害物は、ありませんからね。
このような感じのところで、ゆったり構えて撮影に挑むことができました。
集まった人々からは、今年は、何回みれたとか、今年は、初めてなどと地元の方たちの声を聞くことができましたよ。
「龍の目」を撮影するときのベストポジションについて
今回学んだベストポジションなのですが、これは、春分の日に適用されることだと考えてください。
まず太陽ですが、トンネルに対して、左上から右下に沈むようでした。
今回の撮影では、下の写真にあるようにトンネルの左上にあるクボミのところに太陽がくるポジションで待機しているとベストだとわかりましたよ。
ちなみにこのクボミより右側に太陽が見える場合は、トンネルに向かって左側に移動するようにしてください。
間違ってもトンネルに向かって右側に移動していくと、余計にトンネルより右側に太陽が見えるようになりますよ。
かがんばなトンネルでの「龍の目」の様子
それでは、かがんばなトンネルでの龍の目を楽しんで行きましょう。
ちなみに私の撮影箇所の前には、堤防があるのですが、そちらからも「龍の目」を見ることができるそうなのですが、堤防から見るとトンネルの中に太陽が小さく見えるそうですよ。
私の写真でも「龍の目」の箇所にシルエットとして人の影が写っていることが確認できますよ。
こちらの写真が、トンネルに太陽が入り始めたときの様子です。
私は、今回の撮影では、望遠側で35mm換算の200mmレンズを準備しました。
200mmでも十分対応できますが、欲を言えば300mmくらいあると、もっとアップで撮影できたかな?と思うところです。
こちらが、本命の「龍の目」となりますよ。
ちゃんと、トンネルに太陽が入っていることがわかりますよね。
たくさんの人がカメラやスマホを向けている瞬間であり、人によっては手を合わせて無病息災などを祈願している方もいらっしゃいましたよ。
「龍の目」は、数分間の間ですから、あっという間にトンネルから太陽が外れ始めてしまいます。
そのときの瞬間がこちらです。
このときで、帰り道を急ぐ人たちが車を動かし始めるので、海岸線の上の道路が騒々しくなってくるときですね。
本日のまとめ
今回、奄美大島での「龍の目」の撮影にチャレンジしてみて、この撮影は、撮影箇所が数メートルずれただけで、きれいに「龍の目」を見ることができないということがわかりました。
私達は、きれいに見ることができましたが、観察場所の選定に失敗した人たちが「見れなかった」と残念そうに話しながら車に乗り込んでいるのも見ましたから。
この「龍の目」の観察には、本当に場所選定が重要です。
本日のブログ記事が、皆様の「龍の目」の観察の成功につながれば幸いです。
本日のブログは、ここまで!
それでは、また明日~