ブログをご覧の皆様こんにちは!
鹿児島県出身 「徳之島ブロガー」のとし( @kedokumango )です。
2016年11月上旬に沖縄から入手した、アボカドの苗木なんですが、2016年12月上旬に露地栽培として定植してから、約3ヶ月が経過しました。
定植から3ヶ月ということで、まだまだ小さな苗木ですが、驚きの成長を見せていますので、その様子について紹介したいと思います。
この記事の目次
2017年3月下旬の沖縄からやってきたアボカドの様子
まずは、定植から約3ヶ月が経過したアボカドの様子を見てみることにしましょう。
12月に定植ということで、その後は、冬の気温の低い屋外での栽培でしたので、目を見張るような背丈の成長はなかったものの株元が、当初より太った印象を受けています。
現在でも地面からの背丈は、30cmほどと、とても背の低い樹となっています。
これは、私が育てている他のアボカドを苗木で購入した時よりも背丈が低い状態と言えます。
しかし、この背丈が低いながらも、樹の頂部に嬉しい兆候が見られるのです。
定植から間もないアボカドに花芽が付いているぞ!
その驚きの成長というのが「花芽」なんです。
私が他のアボカドを育てたときも最初の花が咲くのには、数年かかりました。
しかし、このアボカドは、すでに花芽を付け始めたのです。
当ブログでは、何度もアボカドの花芽や花を紹介してきておりますが、今まで紹介してきたような花芽が、このようについているのです。
このアボカドの苗木なんですが、入手元の方の話によると2年で着果を始めたということなんですよ。
様々なアボカドの品種をかけ合わせたもので、正式な名前すらなく「1号」と「2号」といった具合に判別されていた苗木なんですが、こんなにも早く、花芽を見せてくれたことから、やはり優良な品種であったのだと感じています。
アボカドの花芽をじっくりと観察してみよう!
定植から3ヶ月で花芽を付けたということは、喜ばしいことなのですが、果樹の花というのは、樹を痛みつけたときに、樹が子孫を残そうと花を咲かせることが多いと感じています。
大事な2本しかない貴重なアボカドの苗木ですので、大切に育ててきていますし、痛めつけるような作業もしていないだけに気になるところでもあります。
正直、このように早い成長を見せてくれるのは、とても嬉しいことなのですが、果樹が花を持つと樹が一気に疲労します。
現在のこの苗木には、1日も早く大きな樹になって欲しいと育てているところでもありますし、もうしばらく様子を見てから、この花芽は、摘み取ろうと考えています。
そんな訳で、この苗木の花芽も今回が最期の紹介となりますので、見納めということで、今回の花芽を数カット残しておきたいと思いますよ。
正直なことを言うと、このアボカドの生まれた環境を、もっと詳しく学んでみたいということで、すぐにでも沖縄に行きたい気持ちが高まっているところなんですが、なかなかそういう訳にもいきませんし、この苗木をじっくりと大切に育てることに専念したいという考えに至っていますよ。
他のアボカドも花を咲かせているよ!
私が育てるアボカドは、他にも数本あるのですが、こちらのアボカドについては、全ての樹で開花が始まっています。
アボカドの花は、とても小さな花となっていまして、観察するときも凝視しないと花粉などを確認できないレベルの大きさとなっていますよ。
気温が少しずつ上がり始め、ビニールハウスの外でも昆虫の動きが活発になり始めています。
私が観察している最中でも、昆虫が花にふれているところを何度か確認していますし、今年も上手く受粉してくれるのではないかと予想しているところです。
アボカドは、一度に沢山の花を咲かせますが、着果するのは、その内の数個となります。
受粉の成功率が低い果樹なだけに、今は、そっと見守っている状態です。
本日のまとめ
今回のブログで紹介したアボカドの苗木なんですが、もともとは、沖縄で果樹の研究機関にいらっしゃった方が、退職して現在のように、新たな品種の苗木を、作っている元から入手しました。
現在の苗を使った株の増やし方も学んでいるのですが、それには、まだまだ樹が小さいのです。
もう1年ほど育てたら、実験できるくらいの大きさになるのでしょうか。
成長が非常に楽しみなアボカドとなっていますよ。
沖縄で生まれたアボカドの苗木を入手したことや、定植した際の記録は、下記の記事で紹介しています。
あわせてご覧ください。
本日のブログは、ここまで!
それでは、また明日~