ブログをご覧の皆様こんにちは!
鹿児島県出身 「徳之島ブロガー」のとし( @kedokumango )です。
2017年は、1月下旬から開花し始めた徳之島でのアボカド栽培ですが、4月下旬となり着果が確認できるようになってきました。
当農園で育てるアボカドは、5つの品種を2本ずつ育てていますが、その中から成長の早い「ハス」と「ベーコン」で着果の様子について紹介したいと思います。
アボカドの品種「ハス」(Aタイプ)の1本目
まずは、樹勢の強い「ハス」から見てみましょう。
私が調べたところによるとアボカドも少し樹勢が弱まったところで、よく開花し、実を付けると聞いているのですが、私の園で一番樹勢が強いのが「ハス」となっており、昨年の収量が一番多かったのも「ハス」となっています。
現在の「ハス」ですが、新葉が吹出してきてから、しばらくの期間が経過しておりますので、茶色だった新葉が少しずつ緑色へと変化しているところでもありますよ。
こちらが2本ある「ハス」のうちの1本となります。
「ハス」は、樹勢が強く枝を、どんどんと伸ばしていきますが、上に上に伸びるわけでもなく、ある程度枝が広がりながら成長してくれるので、育てやすいと感じています。
それでは、こちらが今期の「ハス」に着果したアボカドの果実となります。
1本の樹に着果しているものを3枚の写真で紹介しましたが、まだまだ着果した幼果が付いています。
しかしですね、私の経験では、アボカドは、たくさんの花を咲かせ、たくさんの果実が着果したように見えても、最期に果実が肥大するまで大きくなるのは、ごくわずかとなっており、幼果の状態でここから何個も落ちていってしまいます。
よって、いくらたくさん実ったとしても、果実の肥大を目的とした摘果の必要がないので栽培が楽だとも言えるのですが、これからいくつのアボカドの果実が残ってくれるのか心配なところでもありますよ。
アボカドの品種「ハス」(Aタイプ)の2本目
さて、上記で「ハス」の樹を紹介しましたが、続いても2本育てている「ハス」のうちの、もう1本の方となります。
こちらのハスですが、昨年度は、当園で一番の収穫量があった樹となっていまして、今期も一番期待している樹でもあります。
育て始めたのは、一緒ですが、なぜだかこちらの樹のみ成長が早くて、株元の太さなんかも先程の写真と見比べると一回りぐらい違う太さまで成長していますよ。
古い葉は、落ちながら新葉が次々と吹出してきているので、落ち葉を片付けるのも一作業となってしまいますが、新緑が綺麗で毎日の観察も楽しくなってきてしまいます。
そして、こちらの「ハス」の樹にも、しっかりと着果していることが確認できますよ。
実は、この2本目に紹介した「ハス」の樹なんですが、昨年の果実が4月上旬まで残っており、つい先日最期の果実を収穫して食べたところなんですよ。
ですから、果実が残っている枝の横では、花が咲いている状態というのが、しばらく続いていたのです。
当農園でのアボカドは、昨年が初めての収穫でしたから、初めての経験でしたが、今期もそのような状態になってしまうのでしょうか。
今後の成長がとても楽しみなものとなっていますよ。
アボカドの品種「ベーコン」(Bタイプ)
「ハス」に続いて、次に良い成長を見せているのが、この「ベーコン」となります。
昨年度は、この「ベーコン」の収穫はなかったのですが、一昨年前には、収穫直前まで果実が肥大しました(果実の肥大途中で台風の襲来で玉が落果してしまいました)。
そんな「ベーコン」ですから、今期こそは果実の収穫を楽しみにしているところなんです。
こちらの「ベーコン」も「ハス」と同じように着果を確認していますよ。
本日のまとめ
2017年のアボカド栽培もなんとか着果を確認できたことですし、これからの果実の肥大がとても楽しみとなってきました。
他にもアボカド栽培では、昨年度に沖縄からやってきた「川平(カビラ)グリーン(1号)」と「川平(カビラ)グリーン(2号)」の苗木の成長も楽しみにしているところなんですよね。
この「川平グリーン」は、多い年には、1本の樹で500個の果実が結実したと聞いていますし、樹さえ大きくなってくれば、今後の接ぎ木で使用する穂木を取るための樹としても使えます。
大切に育てて何とか樹を大きくしたいものと考えています。
もちろんカビラグリーン同様に他の「ハス」「ベーコン」「ピンカートン」「モンロー」も大切に育てていきますよ。
期待のカビラグリーンについては、こちらの記事で定植や成長の様子を紹介しています。あわせてご覧ください。
本日のブログは、ここまで!
それでは、また明日~