ブログをご覧の皆様こんにちは!
管理人のとし( @kedokumango )です。
2014年3月に苗木で購入して育てているマンゴーの品種「レッドキンコウ」ですが、2年目の2016年3月に1節のみ花を咲かせましたが、着果には至りませんでした。
今期こそと期待する「レッドキンコウ」が良い感じに成長してきていますので、現在の様子について紹介したいと思います。
元気よく葉も青々とした「レッドキンコウ」
マンゴーの品種「レッドキンコウ」は、果皮は、赤茶色で果実は、とても大きなものとなるのが特徴です。
果実の大きさですが、私も1度、他の農家の方がつくった「レッドキンコウ」を頂いたことがありますが、その果実の大きさは、大型果実で有名な「キーツ」よりも一回り大きな果実でした。
そんな大きな果実を実らせる品種ですから、苗木を入手したころから樹勢も強く、現在も元気に成長しています。
私が育てる「レッドキンコウ」は、2本ですが、まずはその内の1本を見てみることにしましょう。
後3ヶ月も経過すれば、育て始めて3年の樹ですが、ここまで大きくなっています。
また、鉢植えでの栽培ということで肥料も控え目に投入していますが、葉の大きさに注目してください。
背後に写った「アーウィン」の葉よりも、だいぶ大きいことがわかると思います。
そして、「レッドキンコウ」を観察していて、おもしろいのが、茎の赤みについてです。
私が主力品種として育てる「アーウィン(アップルマンゴー)」だと、肥料の栄養分が切れ始めてくると茎の部分が赤みを帯びてきますが、こちらの「レッドキンコウ」は、こんなにも樹勢がありながら茎がこのように赤みを帯びているのです。
良い方向に考えるならば、マンゴーは、栄養分が切れ樹勢が落ちてきたときに花を咲かせます。
新葉が上がってくる時の茎の色は、緑色でしたし、花の時期が近づいているのと同時にちょうど肥料分が切れ樹勢が落ちてきているのではないかとも考えることができますよ!
この頂部に見える「芽」の部分が蕾(つぼみ)となり、花を咲かせてくれることを期待するばかりです。
例年だと正月を迎えたごろからの、この頂部が膨らみ始めるのですが、今年は、気温が高い状態で推移していますので、この膨らみ具合に遅れを感じているところですが、上手く蕾をつけてくれることを祈っているところでもあります。
もう1本の「レッドキンコウ」も観察してみよう!
上記で、私が育てる「レッドキンコウ」は、2本だと紹介しました。
そこで、もう1本の「レッドキンコウ」についても成長の様子を見てみることにしましょう。
こちらも上記で紹介した「レッドキンコウ」同様に葉を青々と茂らせており、元気そのものですよね。
ポット鉢による栽培で、この樹勢ですからね。
これが地植えだったら、もの凄い樹勢だったのではないかと感じています。
私には、この「レッドキンコウ」は、ポット鉢栽培が合っていたのかもしれません。
なお、こちらの「レッドキンコウ」も上記で紹介したように、茎の部分が赤みを帯びてきておりますよ。
葉にも赤い筋が見えているよ!
本日のブログで紹介している「レッドキンコウ」なんですが、茎だけでなく、葉にも赤みを帯びてきていますので、その様子を観察してみましょう。
葉の中心の脈の部分が赤くなっていることがわかりますよね。
これは、この葉だけが赤みを帯びているのではなく、全ての葉で、このように葉脈が赤みを帯びています。
夏場に新芽を吹出し葉が硬化していくときの葉の中心部分では、このように赤みを帯びていることは、確認できませんでしたので、何かしらの成長ステージの変化が出てきているのではないかと考えているところです。
過去記事で、レッドキンコウの新葉が硬化を始めたことも紹介していますので、あわせてご覧ください。
本日のまとめ
マンゴーが花を咲かせるには、「寒」も大切な要素となっています。
今年の徳之島は、12月だというのに暖かい日が続き、高い平均気温となっています。
マンゴー農家の間からは、花芽を心配する声もあがってきていうほどに深刻な気温の推移となっている中で、今回紹介した「レッドキンコウ」が見せた花を咲かせる前の赤みを帯びてくる様子を確認すると、「もしかして、いけるかも!」と嬉しくなってしまう場面でもありました。
自身で育てた「レッドキンコウ」は、未だ収穫を経験していませんし、来年の8月には、「レッドキンコウ」の果実を収穫できるのではないかと楽しみになってきましたよ。
なんとか、他の樹のためにもビニールハウスの内部を冷やす工夫をしていきたいものです。
本日のブログは、ここまで!
それでは、また明日~