ブログをご覧の皆様こんにちは!
鹿児島県出身 「徳之島ブロガー」のとし( @kedokumango )です。
当園で育てるマンゴーの品種「レッドキンコウ」ですが、2014年3月に苗木を2本入手して育ててきました。
2017年の3月には開花を確認してからは、順調に果実が肥大してきましたので、その様子について紹介したいと思います。
[花徳マンゴー 芝農園]で育てる「レッドキンコウ」 その1
本日のブログで紹介しているマンゴーの品種「レッドキンコウ」ですが、こちらは、「キンコウ」という糖度が高く完熟すると黄色になるマンゴーがあるのですが、そちらと似ていて、もちろん糖度も高く果皮が赤いタイプとなります。
こちらの「レッドキンコウ」は、大型な果実となりますので、食べ応えもあり、濃厚で甘い果汁たっぷりなのも魅力となっています。
2014年に入手した苗木のうち、まずは1本目の方から見ていきましょう。
私の園では、「レッドキンコウ」は、60L鉢で栽培しております。
マンゴーの樹は、枝を下方向へ誘引しないと上へ上へと伸びて、ビニールハウスの天井に届くように大きくなってしまいます。
そこで誘引することが必要なのですが、私は、60L鉢に棒を固定して、そこへ誘引紐をかける形で整姿誘引をおこなっていますよ。
これが「レッドキンコウ」の果実だ!
大型果実の「レッドキンコウ」と紹介しましたが、大型な果実を実らせるということだけあって、成長も著しく早くなっています。
当農園の主力品種「アーウィン(アップルマンゴー)」が、まだ縦長で8cmほどの大きさにしか肥大していないのに対して、「レッドキンコウ」は、こんなにも大きくなっています。
大きいものは、縦長で15cmほどとなってきました。
アーウィンと比べると倍くらいの大きさになっていますよ。
当園では、大型果実のマンゴーといえば「キーツ」も栽培していますが、その「キーツ」よりも早い成長をみせる、この「レッドキンコウ」に今年は期待大なのであります。
[花徳マンゴー 芝農園]で育てる「レッドキンコウ」 その2
2本育てている「レッドキンコウ」の2本目の樹について観察してみましょう。
こちらも、60L鉢での栽培となりますよ。
マンゴー栽培では、樹の大きさ1m2(平米)(1m×1m)当りに8個の果実を実らせるのが健全だと言います。
こちらの「レッドキンコウ」で、現在2m2(平米)ほどの大きさなので、目標とする果実は、16個ということになります。
そういった数値も目安にしながら摘果をおこない現在、吊り下げている果実が残っている状態です。
無理して果実を実らせすぎると、翌年の着果に影響がでますからね。
その辺りは、注意が必要です。
こちら「レッドキンコウ」の果実も、1本目と同様に早い成長を見せていますよ。
本日のまとめ
苗木から育てる「レッドキンコウ」ですが、私が入手した苗木で3年木というものになります。
この3年木というのは、苗木屋さんのもとで3年育てられたものなんですが、基本1年生から3年生まで販売されていて、できるだけ3年生を購入したほうが、着果までの年数を短くすることができるわけです。
私の「レッドキンコウ」ですが、実は、昨年も開花しました。樹に頑張って貰えば、昨年の着果も可能でしたが、樹に無理をさせすぎて枯れさせてしまっては、元も子もないですからね。
大事をとって3年目に無事着果となりましたよ。
これは、私の経験からいくとマンゴーのほとんどの品種で苗木の定植から3年目に着果させるのが多いと感じていますよ。
私がマンゴー農家駆け出しの頃に毎日読んでいた書籍がこちらとなります。
現在でも、ときおり目を通す私のマンゴー栽培のバイブルとなっていますね。
本日のブログは、ここまで!
それでは、また明日~