ブログをご覧の皆様こんにちは!
管理人のとしです。
毎月恒例のように紹介させて頂いてきた、徳之島産「夜光貝アート」ですが、2016年3月も製作者のご厚意により新作を拝見させて頂くことができましたので、紹介させて頂きます。
「木漏れ日の中からこんにちは」
皆さんは、「木漏れ日」というキーワードでどのようなイメージを思い浮かべるでしょうか?
「木漏れ日」というのは、柔らかい光、光芒のような強い光と色々あると思います。
今回の作品ですが、夜光貝の形状を活かして、その「木漏れ日」を表現した作品となっていましたよ。
それでは、早速2016年3月の「夜光貝アート」を見てみましょう。
まずは、全体がわかるように明るめに撮影したものです。
「夜光貝」には、通常、角(つの)と呼ばれる筋が、貝の上にぐるりとあります。その部分は、その他の部分と貝の厚みが違いますので、角があった部分は、どうしても光の筋ができてしまうわけです。
今回の作品は、その光の筋が少女の顔の部分にあるのですが、これが、木漏れ日が降り注ぐ中から少女が顔を覗かさせている雰囲気を醸しだしているのです。
夜光貝の特徴を上手く活かした作品と言えるでしょうね。
他にも撮影角度を変えたり、気になった部分をクローズアップして撮影したものがこちらです!
「夜光貝ランプ」の雰囲気が伝わりやすいようにカメラの設定をアンダー気味にして撮影したもの。
少女の顔を上から覗き込むように撮影したもの
夜光貝が創りだす美しい緑色の光を強調するように撮影したもの
この「夜光貝アート」のランプに仕込まれているものは、電球のみです。
その電球が灯す人工的な灯りを、ここまで人の心を暖かくするような光に変えていく「夜光貝アート」による「夜光貝ランプ」は、本当に素晴らしいものがありますよね。
忙しない世の中から離れて、こういった優しい光に包まれながら瞑想にふけるっていう贅沢な時間をすごすというのも、幸せなんでしょうね。
「エチュード」として生まれた作品
今回は、「エチュード」として創りだされた作品についても拝見することができました。
エチュードというのは、Wikiによるとこうなっています。
- 練習曲 – 声楽や楽器演奏の習得、また特定の技巧の向上を目的に演奏される。
- 絵画や彫刻の制作過程における下絵、習作。
つまり、「練習用」ということですが、この「練習」の完成度の高さにも驚きですよ。
それでは、「エチュード」として生まれた作品がこちらです。
これは、何が描かれているかわかりますか?
南国「徳之島」の代表的な文化といえば「闘牛」です!
その「闘牛」の風景を描いた作品なんです。
勢子(せこ)が牛の後ろで、威勢をかけている様子も描かれていますよね。
今度は、クローズアップしたものです。
まずは、牛が戦う様子
そして勢子がわかるように撮影したもの
これは、製作初期の頃の作品だそうで、光の操り方の手法が、現在とは、違うとのことですが、徳之島の文化を感じることができる作品と言えるのではないでしょうか。
本日のまとめ
2016年3月の夜光貝アートのご紹介は、いかがだったでしょうか?
美容室(パンプキン)と臥龍工房という夜光貝アート専門店を経営するオーナーの元へは、3月ともなると、転勤シーズンの為、贈り物として買い求めにやってくるお客さんもいるそうです。
他にも、2ヶ月程、こちらで仕事をして帰って行く人なども、徳之島の記念として購入するお客さんもいるそうですよ。
美容室パンプキンの場所は、こちらです。
本日のブログは、ここまで!
それでは、また明日~