植物栽培における写真による栽培記録のススメ

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ブログをご覧の皆様こんにちは!
管理人のとしです。

私は、月に1回の頻度で、栽培しているマンゴーの樹を1本1本、同じ位置から成長の記録として写真に残すようにしています。

本日のブログは、この写真での栽培記録が、私の中で、もの凄く役立っていますので、紹介したいと思います。


 

 

幼木の成長の記録を見てみよう!

「論より証拠」で、まずは、幼木の成長の記録を見てみることにしましょう。

こちらの幼木は、他のマンゴーの樹とは、別に後から定植し直したものとなっています。

 

2014年(平成26年)1月の様子

マンゴーの苗木の成長の様子-1

 

2015年(平成27年)1月の様子

マンゴーの苗木の成長の様子-2

 

2016年(平成28年)1月の様子

マンゴーの苗木の成長の様子-3

マンゴーは、他の植物と比べると成長のスピードが早い方ですが、たった2年で、ここまで大きく成長していることが、手に取るようにわかりますよね。

このように、成長の様子を見返すことにより、樹の成長が嬉しくて栽培への力となりますし、今後、幼木を育てる時に、後何年でどのくらい成長するのか?という目安にもなります。

人間の記憶のみでの栽培記録は、あやふやになってしまうものです。こうやって写真の記録を残しておくことをおススメしますよ。

マンゴーは、1ヶ月でどのくらい変わるのか?

続いては、マンゴーが1ヶ月でどのくらい変化するのかを見比べてみたいと思います。

成長の違いがよくわかる、開花前と開花時の1ヶ月間の違いの写真です。

 

2015年(平成27年)3月中旬頃の様子

マンゴーの成長の様子-4

 

2015年(平成27年)4月中旬頃の様子

マンゴーの成長の様子-5

開花前と開花後の写真なので、全く違うのは、当り前のことなのですが、樹の成長というのは、1ヶ月でここまで違うものです。

写真をみていて、「もう少しで開花だ!」と凄く楽しみになってくる材料となってきますし、数年間このように記録として残しておけば、現在の成長の様子に心配がおきたときなどは、過去の写真を見返せば、参考資料として使えます。

そういった観点からも、私は、植物を栽培する際は、1ヶ月に1度くらいの頻度で、成長の様子を撮影しておくことを、おススメします。

撮影した写真は、どのように管理しているのか?

これは、最初のうちは、A4用紙に3枚ずつプリントしていましたが、現在は、プリントアウトはせずに、パソコンやスマホから見返すことができるようにしています。

用紙にプリントアウトすると、その資料が手元にないときは、見返すことができませんし、用紙の量も膨大となってきます。

何よりデータとして閲覧するようにすれば、細部を拡大して見たいときに便利ですからね。私は、データとして閲覧する方が断然有利だと考えます。

現在は、成長の記録として「Flickr(フリッカー)」と「Lightroom(ライトルーム)」に毎月のアルバムを残しています。

こちらが「Flickr(フリッカー)」のアルバムのスクリーンショットです。

フリッカーのアルバムの様子

 

そして、「Lightroom(ライトルーム)」での管理画面です。

ライトルームでの管理画面

私が主力として育てているのが「66本」のマンゴーですので、1月のアルバムに66枚ずつの写真が格納されていることがわかりますよね。

このように、写真管理をするようにしていますよ。

本日のまとめ

この写真による栽培記録ですが、可能な限り同じ位置から同じアングルで撮影するようにした方が、あとから見返す際に有利となりますので、自分の中で、アングルの目安などを決めておくと良いでしょうね。

植物の栽培において、大切なのは、失敗を繰り返さないということと、過去の記録から、どのように栽培管理の計画をたてていくか?というところにあると思います。

こういった写真の記録は、今後の栽培計画にも大変役立ちますし、私がおススメする管理方法の1つとなっていますよ。

私は、こちらの写真の記録以外にも「EverNote(エバーノート)」に1日ごとの温度の変化や作業内容を記録した栽培日誌もつけています。

こちらの「EverNote(エバーノート)」を用いた栽培日誌についても後日紹介したいと思いますよ。

本日のブログは、ここまで!

それでは、また明日~


 

 
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