マンゴーの新芽が動き出しました!

DSC_9386WEB.jpg

ブログをご覧の皆様こんにちは!

管理人のとしです。

2015年8月20日から8月24日にかけて行なった夏期剪定作業後から約10日間が経過しましたが、剪定後の枝が新芽が動き出しました。


 

 

どこから新芽が吹出すの?

マンゴーの新芽は、剪定部分の下の葉の付け根の部分から新芽を吹き出すことが多いようです。
早速、写真で紹介したいと思います。

マンゴーの新芽が吹出す箇所

ポツポツと新芽の頭をのぞかしていることがわかりますよね。言葉で表現すると「うんしょ!うんしょ!」という感じなのですが、このような箇所から新芽が吹き出してきますよ!

新芽が吹き出した様子

上記の写真では、吹出す直前のものですが、少し早いくらいだと、ここまで動き出していますよ。

マンゴー新芽の様子-1

こちらの新芽は、葉の付け根の予想どおりの箇所から吹き出していると言えますね。こういった枝は、予想もしやすいので枝造りもし易いですね。
このような葉の付け根以外の部分からも吹出す場合があります。

マンゴー新芽の様子-2

これぐらい無数に出てくると芽欠きも大変です。
先ほどの枝もなのですが、1つの枝から2本となるように今後は「芽欠き」作業を行なっていきますよ。
芽欠き作業は、出来るだけ傷口が小さいほうが良いので早い段階で行うようにしたいものです。

大きいものだとどれくらいになったの?

早いものだと、このように葉の形が出来てきていますよ。

マンゴーの新葉

とっても柔らかくて弱々しい状態です。これが大きくなって固まってくれるのを待つばかりなのですが、この新葉の状態が害虫の餌になりやすい状態でして、一番危険な時期とも言えます。
2015年9月8日には、「スワルスキープラス」が到着するので、ビニールハウス内に放飼する予定でいますが、スリップスが繁殖する前に早く放飼したいと心落ち着かない状態です。

マンゴーの原種も一緒?

本日のブログで紹介してきた新芽・新葉は、全て「アーウィン」という種類のものですが、マンゴー栽培で台木として用いる「原種」と呼ばれるマンゴーの樹は、このような新芽が吹き出していますよ。

マンゴー原種の新芽-1

マンゴー原種の新芽-2

マンゴー原種の新葉は、茶色の葉なのですが、新芽の状態でもチョコレートのような茶色をしています。

こちらの原種ですが、台木として用いるぐらい強い木なので、とっても勢いが凄いです。すぐに天井につきそうな勢いで成長していきますよ。

私のビニールハウス内では、台木を作ろうと育てていますが、勢いが強すぎていまだに結実まで至っていません。今年こそなんとか花を咲かせたいと思っている品種の1つでもありますよ。

本日、紹介した新芽の状態ですが、出来るだけ早くに固まらせて、花の為にも栄養を蓄えさせたいものです。私の園では、葉の硬化促進を目的として「完熟用葉面散布液肥メリット赤」を散布するようにしていますよ。

こちらの「メリット赤」ですが、昨年も散布したところ効果があったようなので今年も、葉の様子を見ながら「鹿児島県農業普及課」と相談して散布を計画しております。

本日のブログは、ここまで!
それでは、また明日~


 

 
i