ブログをご覧の皆様こんにちは!
管理人のとし( @kedokumango )です。
「マンゴー」と「アボカド」に次のステージへの変化が見られ始めましたので、現在の状況の写真を交えて紹介したいと思います。
2015年11月20日現在のマンゴーの様子
まずは、マンゴーの様子からいってみたいと思います。
マンゴーについては、先日のブログで「夏期剪定」から2段目の新葉が吹出し、そちらが硬化を始めていると紹介してきました。
そちらの2段目の新葉にも変化が現れ始めています。
もう少し、葉色が濃くなっていくと思いますが、肥料が効きすぎていた昨年と比べると、葉色も薄くなり、本来のマンゴーの葉の色に近づいてきていると言えます。
また、当農園でのマンゴーの葉の大きさは、他の農園と比べると、とても大きな葉をしていましたが、こちらも一回り小さな葉となってきているようです。
これは、適切な土壌に戻りつつあり、健康なマンゴーの樹へ回復しているということですから、嬉しく感じています。
それと、今期についても真っ赤に熟れたマンゴーを目指していきますが、今年は、樹が健康状態に戻りつつあることから、果実の着色についても期待できると感じています。
変化の見え始めている、軸の先端部に焦点を合わせてみたいと思います。
先端部分に突起が見え始めていますよね。
こちらの突起が年明け頃には、小指の先ぐらいになり、例年のように花芽をつけていくと思います。
ここからは、ビニールハウスないの温度が上がってしまうと、花芽とならずに、葉となってしまうこともあります。
ビニールハウス内の換気をコマ目におこない、樹を十分に冷やして行きたいところです。
花を咲かせるということは、マンゴーの樹において、とても養分を費やすものです。その為には、夏場から育ててきた葉が光合成を行い、栄養素をつくるわけですから、9月から11月の間のブログで、新葉をとても大切に育てきている旨を紹介してきた意味が伝わると思います。
現在のマンゴーは、予定取りに順調に生育が進んでいると言えますよ!!
2015年11月20日現在のアボカドの様子
例年でしたら、毎年のように10月に大きな台風がやってきて、風に弱い「アボカド」は、葉が殆どない状態になってしまうのですが、今期は、台風が上手くそれてくれたことと、ビニールハウスを設置している「ほ場」の外周には、6月に防風ネットを設置したことも手伝って、葉数も多く残っている状態です。
そんなアボカドもマンゴーと同様に、花芽に栄養を蓄えているようです。
昨年から気付いたことですが、マンゴーのこのような丸い芽は、花芽となるようです。
ちなみに葉の芽でしたら、細長く尖った形をしていますので、一目瞭然となっています。
このところ、植物の栽培管理については、コマ目に写真を撮っておくことで次の作業の準備や、成長の記録として役立つを強く感じているのですが、今回紹介している「丸い芽」が花芽であるとわかったのも毎日の見回り時に撮影して、記録を残して置いたために気付くことができました。
植物栽培は、動物等の生き物と違って成長が、とてもゆっくりで、中々小さな変化に気づきにくいところがあると思います。
しかし、写真を撮影しておくと、後から見返すことが出来ますし、写真は、下手な言葉よりも説得力がありますからね。
植物栽培をしている方は、是非実行して頂きたい項目となっていますよ!
本日のまとめ
今年の冬は、レモン等の柑橘類の収穫見込みは、0(ゼロ)となっています。これは、残念なことに花を咲かせていた5月に台風の風で揉まれてしまったことが1番の原因となっていて、とても残念に感じています。
しかしながら、マンゴーを始めアボカドについても、芽の状態がとても良好なことから、来期に期待できることから、大変嬉しく感じています。
本当に大切な時期ですから、マンゴーの誘引作業等も丁寧に進めていきたいと考えているところです。
本日のブログは、ここまで!
それでは、また明日~