ブログをご覧の皆様こんにちは!
管理人のとし( @kedokumango )です。
本日のブログですが、現在マンゴー栽培をしているビニールハウスの隣のほ場の農園整備についてであります。
畑に湧水処理をほどこすぞ!
7月14日の午後3時頃には、このようにところどころ湧水確認として試掘されております。
ここを畑として改良していくわけですが、農家にこのような作業をやっていくのは、無理な話であります。
今回は、鹿児島県農政部の事業の一環として「土層改良」を施して頂きますので、私としては、本当に願ってもないことであります。
通常の考えでしたら、このような畑から水が出るなんて考えられないことですよね。
しかし、それが出るんです!!
先日のブログでも少し触れましたが、この湧水確認の試掘で湧水が確認されれば、こちらのほ場での湧水処理工が認められるわけでありますが、私も一土木屋でありますからね。
畑を見れば、容易に湧水があることはわかります。穴さえ掘れば絶対にそこに水が溜まると感じていたのですが、翌日の7月15日の18時頃に確認したものがこちらです!
見事に水が溜まっておりますね。
畑の断面層も色が完全に変化していますし、土質が粘土状になっていることが確認できます。
今回は、3反(2975m2)程の畑で9箇所の試掘を行ないましたが、全ての穴でこのように水が湧き出ていることが確認できましたよ。
これで、湧水処理工の実施は、間違いなく決定するものと思っております。
こちらが、試掘箇所を少し離れて撮影したもの!
試掘箇所を覗き込むように撮影したもの。
完全に水が溜まっていますよね。
これで湧水処理工は、確定のはずですから、ここで今後、このほ場で行われる湧水処理工について概略を記載しておきます。
湧水処理工の構造について
下図が今回、予定されている湧水処理工の断面図であります。
畑の天端から1m下まで、掘り下げて穴のあいたパイプを埋設していくわけです。
穴のあいたパイプの周りは、20mm砕石で包みこんで、ろ過装置の役目を持たせます。
こちらの構造を畑の長辺方向、短辺方向に張り巡らさて集めた水を畑の外に送り出すようにします。
これで、水はけの良い畑に近づくわけですが、そこに客土等を施し、さらに営農しやすい畑に改良していくわけです。
本日のまとめ
水はけの良い畑になったら、作物も良く育つはずですし、楽しみが広がります。
今回の畑の整備は、妥協なきほど徹底的におこない、良い作物が育てていけるようにしていきたいものですよ。
本日のブログは、ここまで!
それでは、また明日~