【レモン栽培】果実が日焼けする!?

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ブログをご覧の皆様こんにちは!
管理人のとしです!

本日のブログは、「レモン栽培」において果実の様子を確認していたところ、あることに気付いたので紹介したいと思います。


 

 

現在のレモンの様子

写真は、2016年7月末に撮影したものですが、現在のレモンの樹の様子を見てみることにしましょう。


7月下旬のレモンの樹
“7月下旬のレモンの樹”

 

ところどころにレモンの果実を確認することができますが、この果実に異変が発生していることに気付きました。

こちらの果実の写真をご覧ください。


日焼けしているレモン
“日焼けしているレモン”

 

果実の一部分が明らかに黄色になっていますよね。
以前に収穫を迎えたときは、最後まで緑色のままで果実が肥大して、最後に黄色く熟れましたので、肥大途中に黄色に変化するのは、おかしいと感じた次第です。

陽の当たる部分とそうでない部分の果実を比べてみた!

ここのところ、日差しも強く一番に思いついたのが「日焼け果」という問題です。
そこで、陽の良くあたる部分とそうでない部分の果実を比べてみることにしました。


陽の当たる部分のレモンの果実-1
“陽の当たる部分のレモンの果実-1”

 


陽の当たる部分のレモンの果実-2
“陽の当たる部分のレモンの果実-2”

 

上記で紹介した写真と同じように果実の一部分が変色していますよね。
しかも陽のあたる上の部分のみです。

葉で隠れている部分の果実の写真がこちらです。


葉に隠れている部分のレモン
“葉に隠れている部分のレモン”

 

こちらは、健康的な緑色のままとなっていますから、やはり最初に紹介した果実がおかしいのではないかと考えられます。

柑橘類の「日焼け果」について調べてみた!

そこで、柑橘類の「日焼け果問題」について調べてみました。

柑橘類として代表となるのが、「ウンシュウミカン」になると思いますが、「ウンシュウミカン」でも、この「日焼け果」が発生し、それを抑制する為には、「樹冠表層摘果」による対策だということがわかりました。

これは、果実に陽がよく当たる部分の冠部分の果実を摘果してしまうという対策になるのですが、私のレモンの樹のように小さな樹では、摘果するほどの果実もありませんし、対策が難しい問題のようです。

この日焼け果ですが、軽い症状でしたら、果皮の変色だけで済むそうですが、ひどくなると、果実の品質低下や腐敗の増加も招くそうなので、これからしばらくは、果実の収穫よりも樹の成長に重点をおいて育てた方が、良いのではないかと考えるようになりました。

本日のまとめ

着果率も高く、白い小さな花が咲くと、その可愛らしい花を楽しむことができ、またさわやかな香りも楽しむことができる「レモンの樹」ですが、手入れも殆ど必要なく、お手軽に楽しむことができる果樹です。

ここにきて果実の「日焼け」という問題が上昇してきてしまいましたが、ある程度の葉が確保されれば、防ぐことも可能なようですし、今後の枝づくりで対処していきたいと思います。

果樹栽培のおもしさに、またふれることができたと感じました。

本日のブログは、ここまで!

それでは、また明日~


 

 
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