ブログをご覧の皆様こんにちは!
管理人のとしです。
6月20日ごろから甘酸っぱい味覚を楽しんできた「ブルーベリー」の果実が今年最後の収穫となってしまいました。
本日のブログは、そんな「ブルーベリー」についての育て方をまとめてみたいと思います。
この記事の目次
今年最後のブルーベリーの果実を見てみよう!
これが、2016年7月末の「ブルーベリー」のようすです。
樹の内側に伸びる枝は、基本的に切除しながら育ててきましたので、このように外に広がる樹形となっています。
そして、こちらが2016年最後の果実となったものです。
手にとってみると、これぐらいの果実でしかありませんが、満足のいく味わいの果実となっていました。
ブルーベリーの品種選びについて
ブルーベリーは、「ハイブッシュ系」は、1本で結実しますが、2品種以上植えると着果がよくなると言われています。
実際に私の園ですが、最初の年は、1本の定植でしたが、翌年から1本ずつ増やすにしたがって、実付きがよくなってきたと感じています。
尚、ブルーベリーの品種は、大きく分けると、寒さに強く夏冷涼な地域に適する「ハイブッシュ系」と、寒さに弱く暑さに強い暖地に適した「ラビットアイ系」となりますよ。
病害虫もあまり発生しませんし、樹が大きくならならいので、家庭向けの果樹に向いていますね。
施肥について
充実した枝葉や、果実の肥大の為にも肥料が大切です。
施肥の時期は、大きく分けて年2回ですので、その時に適量を与えるようにしたいものです。
元肥 11月または3月
元肥として、堆肥、鶏ふん、油粕などの有機質肥料を与えると良いでしょう。
3月ごろの開花前の施肥は、化成肥料と硫安を与えます。
なお、ブルーベリーは、弱酸性の土壌を好みますから、そのあたりも考慮しながら施肥の計画をおこなうと良いと思います。
追肥 6月中旬
果実の肥大を目的とした追肥では、即効性なものが良いので、酸性肥料の硫安を少量与えると良いでしょう。
施肥量が多すぎるのも樹へ悪影響をもたらしてしまうので、あくまで適量の施肥となるように心がけたいものです。
剪定のこつ
ブルーベリーは、1年枝の先端に2から3個の花芽がつきます。
そのことを考えながら剪定をおこなうようにすると良いでしょう。
夏季剪定
初夏に勢いよく伸びる新梢を切り返すと、翌月には、切り返したところから枝が分かれ、翌年の花芽をつける枝がたくさん出てきます。
よって、たくさん果実をつけたい時は、夏季剪定を施して、枝数を増やすと良いですね。
冬季剪定
冬季剪定は、休眠期の12月から3月に、数年果実をつけ弱ってきた古い枝を切り返し、樹全体を若い枝に更新させていく作業となります。
また、この冬季剪定で、混み合う枝や、内側に向かう枝などの処理をおこなうようにしたら良いですね。
本日のまとめ
ブルーベリーは、問題となる病害虫も少ないうえに、樹が大きくならないので、鉢植え栽培もおこなうことができることからも、果樹入門の樹として最適でないかと思います。
果実も美味しく、人気のある樹ですし、ホームセンターなどでも苗木が手に入りやすいですからね。
さまざまは品種を増やしていって、自分好みのブルーベリーを探してみるのもおもしろいかもしれませんね。
ブルーベリーの収穫が始まったことは、こちらの記事で紹介しています。
あわせてご覧ください。
本日のブログは、ここまで!
それでは、また明日~