ブログをご覧の皆様こんにちは!
管理人のとしです。
開花するには、まだまだ時期的に早いということで、花の蕾(つぼみ)の切除などを施して、成長スピードの抑制を図ってきた「アボカド」でしたが、ついに開花しましたので、その様子について紹介したいと思います。
アボカドの開花の様子
まずは、開花しているアボカドの花の様子から紹介したいと思います。
尚、アボカドの花は、とても小さな蕾や花となっていますので、今回は、デジイチ+105mm単焦点マクロレンズを使用して撮影しています。
違う花についても見てみましょう!
開花の様子をもう1枚!
開花している花のまわりには、蕾(つぼみ)が、たくさんあることが確認できますよね。おそらく全ての蕾(つぼみ)は、無事に開花を迎えることができると感じていますよ。
これだけの蕾が開花すると「いったいどれくらいのアボカドが収穫できるのか?」って気になりませんか。
私は、昨年初めてアボカドの開花と着果について経験したのですが、アボカドの着果率は、もの凄く低いものとなっています。
おそらく、この一塊の蕾の中で、1個の果実が結実し収穫できれば良い方なのではと思いますよ。
もしかすると、一塊の花だけでは、1個も収穫できないかもしれません。
そのくらいに着果率が悪いものとなっています。
その着果率の悪さについては、私がアボカド栽培で参考にしている、こちらの本にも掲載されています。
アボカドを育ててみたいと考えている方には、とても参考になる書籍ですので、おすすめですよ。
他の枝にも蕾がたくさんついています!
着果率の悪さから、1個も収穫できないのではないかとも心配になると思いますが、そのかわりアボカドは、沢山の花を咲かせます。
上記で紹介した開花している枝とは、別の枝を撮影したものがこちらとなっています。
手前から奥の方まで、蕾がびっしりですよね。
アボカドの成木で、収穫量が60個程と言われています。
私が育てるアボカドは、平成25年8月に定植したので、まだまだ幼木の為、60個の実をつけることはありませんが、着果率が悪いといっても、これだけの花が咲けば、1本の木から60個の果実を収穫できるというのも納得できますよね。
近い将来、好物のアボカドが、食卓に山盛りで並ぶことを夢見ています(笑)。
1月という寒い時期で受粉は大丈夫?
こればかりは、なんとも言えないのですが、暖冬が原因で開花が早まったわけですが、暖冬ということで、昆虫の動きも活発なようです。
こちらが、花の蕾を撮影中に気付いたものですが、蕾にしっかりと昆虫がついていますよ。
蕾の先端に昆虫がとまっていることが確認できますし、蕾には、数本の蜘蛛(くも)の巣もかかっていますよね。
この様子だと昆虫による受粉作業も期待できると思います。
年末年始は、暖かい日が続いていましたが、ここのところ、気温が下がり始めたと感じますが、それでも、南国「徳之島」での平均気温は、15度を下回っていない状況です。
下表は、気象庁の過去の日ごとのデータとなっています。
上記で、述べたとおり平均気温が高いことが確認できますよね。
マンゴー農家としては、樹を冷やすことができない年となっていますが、アボカドのような果樹にとっては、昆虫も活発に動いているということになります。
現在、こちらの開花している樹のとなりでも、蕾が大きく膨らんできています。
アボカドの着果には、開花タイプ「A種」と「B種」の品種が同時期に開花していることが、必要条件となっていますので、隣の樹の蕾も早く開花してくれることを願いたいですよ。
本日のまとめ
現在、アボカドについては、8本の樹を育てていますが、昨年は、そのうちの2本が着果しました。
今回、開花している樹は、その2本うちの1本にあたります。
マンゴーを育てていて感じることが、よく実をならす樹とそうでない樹とあります。
植物にも人間と同じようにDNAのようなものがあって、同じ品種で、同じように育てても成長に違いが、うまれてくるものなんですよね。
私は、そういったところにも植物栽培の面白味があるのだと感じていますよ。
本日のブログは、ここまで!
それでは、また明日~