ブログをご覧の皆様こんにちは!
管理人のとしです。
2015年の11月末にやってきた「AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VR2」ですが、私にとって初めての「ナノクリスタルコート」が施されたレンズとなりました。
今まで、撮影の際に写り込む「フレア」や「ゴースト」については、写真の味としてとらえることで、少々の「フレア」や「ゴースト」については、妥協していましたが、ようやく手に入れた「ナノクリスタルコート」ですので、実際に太陽を直写してテストしてみたいと思います。
ナノクリスタルコートとは?
「ナノクリスタルコート」とは、ニコンのテクノロジーの1つでレンズの表面に施す技術となっています。このナノクリスタルコートですが、高級レンズの部類に施されていることが多いようです。
ナノクリスタルコートについて、Nikonのホームページより抜粋したものが下記となります。
「ナノクリスタルコート」は、従来の反射防止膜に比べて垂直に入射する光の反射をより低く抑え、広い波長域で極めて高い反射防止効果を実現しています。さらに、従来のコーティングでは難しかったレンズ斜めから入射する光に起因するゴースト、フレアに対しても、これまでにない優れた効果を発揮します。
太陽を直写するぞ!
私は、レンズを購入した際には、保護の目的でKenko等から販売されているプロテクターを装着するようにしています。
私が装着しているプロテクターは、こちらとなっています。
今回の実験では、このプロテクターが悪影響を及ぼしている可能性もありますが、装着したままの撮影となっています。
それでは、太陽をを直写したものがこちらとなっています。
1枚目と2枚目の写真では、太陽直写の際に現れやすい「フレア」がでてしまっていますが、3枚目の写真では、私には、「フレア」を感じることができません。
私は、古いニコン製のマニュアルフォーカスの単焦点レンズを所有していますが、時折、古いレンズの味が面白くて引っ張りだすことがありますが、そちらのレンズを使用した際は、こうも「フレア」を抑えることは、難しいです。
それでは、今度は、「ススキ」を写しながら背景に太陽を配置して撮影したものがこちらとなります!
こちらのテストでも1枚目は、若干の「フレア」を確認することができますが、2枚目以降は、私にとって作品としても使えるほどに「フレア」が抑えられていると言えます。
本日のまとめ
当初、私が所有する「Nikon AF-S 18-35mm f/3.5-4.5G ED」というレンズが、ナノクリスタルコートが施されていないにもかかわらず、価格COMなどでも「フレア」や「ゴースト」発生しにくいレンズとして人気があるようですが、私もその効果に満足していて、ガンガンと太陽を直写している状況でした。
そこには、技術の進化は素晴らしいと感じていて、古いレンズを引っ張りだすことが少なくなった理由の1つともなっているのですが、今回、初めて「ナノクリスタルコート」を体験したところ、「これは凄い!!」の感激でした。
私は、写真に写り込む「光芒」が好きで、f16とかに絞り込んで、よく太陽の光芒を狙うことが多くなっています。
そんな私にとって、現在までは、せっかく格好良くとれた光芒も「フレア」が盛大に写り込んでしまい、これは、公開できないとボツにした写真が何枚かありました。
今後、この「AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VR2」を使用する場面では、ガンガンと太陽を直写することができるわけですからね。
今後の撮影が、とても楽しみになってきたレンズの効果の1つと言えると思います。
やっぱり「AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VR2」の購入は、大満足の1品でした!
本日のブログは、ここまで!
それでは、また明日~