ブログをご覧の皆様こんにちは!
管理人のとし( @kedokumango )です。
皆さんは、太陽へ目をやると光の筋が見えることがありませんか。私は、あの光の筋(光芒)を写真におさめることが出来るとなんだか嬉しくて、太陽めがけて何枚もシャッターを切ってしまいます。
本日のブログは、どのようなカメラ設定で、太陽の「光芒」が写真に写り込んでいたのかを振り返ってみることにしました。
私が今までに光芒を撮るために学んだ設定
私、なんでも夢中になると専門書や雑誌を買い漁り、知識から詰め込んでいくタイプです。そんな私は、カメラ雑誌も毎月欠かさず購入しますし、そういった雑誌等で何度か「光芒」を写真に写しこむ設定を読んだことがあります。
私が覚えている設定は、このような感じです!
- レンズを絞り込む
レンズを絞り込んでいくと光の筋が写りこみやすいということでした。そんな絞りこむことによって写り込まれる光の筋ですが、どうやら、レンズの羽の枚数でも光の筋の形状が異なってくるとのことです。
- 露出補正は、マイナスで!
光芒を写しこむということは、太陽を直写しているわけですから、全体的に明るい写真となることが多いです。また、レンズを絞り込んでの撮影ですから通常よりは、暗く写りますが、それでも明るい写真となります。
そこで、光の筋を目立たせる為にも背景が暗いほうが望ましいため、露出補正をマイナスにすると良いのだと感じています。
- レンズやローパスセンサーは、綺麗に!
明るい空を撮影する上に、太陽を直写するのですから、ゴミなどがあると、黒い点がハッキリと写り込んでしまいます。また、レンズも絞り込んでの撮影となるので、ローパスセンサーのゴミが余計に目立ちます。
私の「Nikon Df」も2015年9月にメーカーによるローパスセンサーの清掃作業を受けましたが、ゴミに気付いたのは、この太陽を直写する形となる夕陽を撮影していて気付きました。
このようなことを、頭でわかっていても実際に太陽にカメラを向けて、上記のレンズを絞り込んでの撮影でも上手く「光芒」が写真に写り込まないこともあります。
比較的、簡単な撮影のようですが、どのような条件で写りこみやすいのか、「光芒」が写り込んだ写真のデータで、規則性を調べてみたいと思います。
太陽の光芒が写り込んだ写真
ここからは、
使用カメラ+使用レンズ
撮影設定:ISO感度、焦点距離、f値、SS(シャッタースピード)
といった形で、写真と撮影設定を紹介していきたいと思います。
Nikon Df+Carl Zeiss Distagon 35mm F2 ZF2
ISO100、35mm、f/16、SS1/125
Nikon Df+Ai Micro-Nikkor 105mm f/2.8S
ISO100、105mm、f/11、SS1/125
Nikon Df+Carl Zeiss Distagon 35mm F2 ZF2
ISO100、35mm、f/16、1/500
Nikon Df+Nikkor AF NIKKOR 80-200mm f/4.5-5.6D
ISO160,120mm,f/16,SS1/1000
Ricoh GR2
ISO200,28mm,f/14,SS1/250
本日のまとめ
写真の光芒の写り具合を見てみると、私感ですが、SS(シャッタースピード)が遅いほうが、光の筋の長さが長く写りこみ、迫力のある写真になっていると感じます。
このことから、光芒を撮りたい時には、「f値を大きくする」「可能な限りSSは遅め」の設定が良いのではないかと思いますね。
今回の光芒が写り込んだ写真の殆どは、マニュアル設定で撮影しています。これをNikon(ニコン)でしたら「Aモード」、Ricoh(リコー)だったら「Avモード」と呼ばれる、「絞り優先モード」で撮影すると簡単に光芒を撮影することが出来るかもしれませんね。
太陽に関する「光芒」については、自分が撮影したもので確認することが出来ました。しかし、私、夜景での「光芒」を撮影したことがないんですよね。おそらく同じ原理だとは思いますが、今後機会があったら確認してみたいと思います。
本日のブログは、ここまで!
それでは、また明日~