7月11日 私流のマンゴーの芽欠き方法

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ブログをご覧の皆様こんばんは!
管理人のとしです。
さて本日のブログは、私流のマンゴーの芽欠き方法を紹介したいと思います。


 

 
今回のモデルになってもらうのは、こちらの4月に接木をして、先日、剪定をした60Lポット鉢で栽培している、こちらのアーウィン種のマンゴーです。

こちらが、7月8日のブログで紹介した時の状態です。
まだまだ、小さな小さな角が生えたようなものでしたね。

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こちらの写真が、剪定前の様子ですが、たった数日でこのように成長していることがわかりますね♪
大抵の場合は、葉の付け根のところから芽が噴き出します。今回、行なう芽欠き作業は、出来るだけ傷口を拡げない為にも、出来るだけ芽が小さい時におこなう方が好ましいと思いますよ。

芽欠きの対象となる芽は、基本通りに上向き枝となってしまうもの、下向き枝となってしまいそうなものを、木の完成形をイメージしながら、芽欠きすると良いでしょうね。

わかりにくいかもしれませんので、人間の指に例えると、人間の手の指は、5本ですよね。
その内の人差し指と薬指を残して、他の指を省くイメージでいくとわかりやすいかもしれません。

こちらが芽欠き後のものです。
ごちゃごちゃと新芽が噴き出していたものが、随分とスッキリしたのがわかるのでは、ないでしょうか?

これが「私流の芽欠き方法」ですが、鹿児島県農業普及課で教わったことに忠実に実施しているつもりです。
ここで、芽欠きの注意点についてまとめてみたいと思います。

  1. 無駄な栄養分を使わせない為にもなるべく早く無駄芽を落とす。
     
  2. 傷口が大きくならないように、小さな内に除去する(これは、1.にも当てはまりますね)。
     
  3. 天候が良い日に行い、傷口が素早く固まるように配慮をする(天候が悪い日は、木からの蒸散量が落ちる為に傷口から吹き出す樹液が少ないので、傷口が埋まるのに時間が掛かります)。

注意点としては、こういったところでしょうか。
この後は、残された2本を大切に育てていって、次の節で切り返します。

切り返しについては、こちらの記事をどうぞ!
7月9日 マンゴー(レッドキンコウ)の剪定の仕方
そうやって、枝を2倍ずつ増やして行きながら、樹形をつくっていきます。
ちなみに、苗木から育てて着果させてもよい目安としては、枝数が20本を超えたあたりと言われていますね。

樹形といいますと、一昔前までは、上記で述べた剪定の繰り返しで、木を成長させていましたから、上方から見ると丸い形のマンゴーの木として育てていました。

しかし、それでは、ビニールハウスの通路がだんだん狭くなって作業性が落ちてしまうんですよね。
そこで最近は、ビニールハウスの縦方向に長丸(楕円)となるような形を目標として、栽培するようにしていますよ!

丈夫で健全な骨格の良い木を作り、品質の良いマンゴーの収穫を目指したいところですね!

本日のブログは、ここまで!

それでは、また明日~


 

 
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