ブログをご覧の皆様こんにちは!
管理人のとし( @kedokumango )です。
7月8日に「果樹経営支援対策事業説明会」に参加してきましたで、「果樹経営支援対策事業」の概要について記録しておきたいと思います。
この記事の目次
「果樹経営支援対策事業」について
こちらの説明会でありますが、優良品目・品種への転換、園地整備など産地計画を実現するために「果樹経営支援対策事業」を活用しましょう!ということでありました。
私がこれいいな!と感じたものですが、果樹経営支援対策事業でまとまった改植、新植を実施すると未収益期間の栽培管理経費の支援を受けられるということでしたね。
資料によると
補助率:定額
5万円/10a×改植の翌年から4年分=20万円/10a
となっていたのですが、改植や新植で収入が減っている時には、農家への大きな救済となります。近い将来に私は、改植の予定等は、ないですが、一時的な収入源の為に、改植へ踏み切れない農家の方々にとっては、背中を押してくれる制度ではないかと感じましたね。
ここからは、「果樹経営支援対策事業」の主なメニューについて記載したいと思います。
優良品目・品種への転換(改植・高接)
- 改植
- 例えば古い品種・老木等を伐採・伐根し、その跡地に産地計画に位置付けられた振興品目・品種へ改植することができる。
- 伐採・伐根した跡地ではなく、他の条件の良い園地への植栽も改植とみなす。
- 転換元(伐採・伐根する人)が廃園を行う面積の範囲内で、別の人が植栽を行うことも対象にできる。
- 高接
現に植栽されている樹に優良品種の保護を接ぐ事業。
廃園するには!
- 条件の悪い地にある果樹園の廃園
小規模園地の整備
- 園内道の整備
- 傾斜の緩和
- 土壌土層改良
- 排水路の整備
用水・かん水施設の整備
果実の品質向上等を目的として用水・かん水施設を整備できる。
- 用水施設の整備
揚水ポンプ、揚水管、貯水槽(沢水、雨水を利用したシートタンク等を含む)等 - 撒水施設・撒水自動制御装置の整備
定置パイプ、点滴かん水チューブ、多目的スプリンクラー、ポンプ、配水管等
注)但し、チューブ等の消耗品のみの更新については対象外
特認事業として
- 防風ネットの設置
強風から果実を守る。 - 防霜ファンの設置
遅霜から果実を守る。 - モノレールの設置
新設の他、既設のモノレールを再整備することによって機能向上が認められるものも対象となる。
自然災害時の改植について(特例)
自然災害による被害を受けた場合について、産地計画に位置づけられた振興品種であれば同一品種への植栽でも改植とみなすとともに、自然災害による被害を受けた樹体の面積の合計が担い手(農家)単位でおおむね2アール以上あれば支援対象となる。
こういった内容の果樹支援対策事業説明会だったのですが、肝心なところが、現在、果樹を植えているところが対象となるところなんですよね。
私は、現在、営農しているマンゴー農園の隣の畑を果樹園として整備したいと考えています。
この写真は、畑の整備中の時のものでして、現在では、このクバの木は、全て撤去してある状態です。
このように、こちらの畑は、果樹を植えていたわけではないですから、この事業の対象とならないんですよね。
しかし、この事業は、27年度から31年度まで実施されることとなっていますので、自力で畑の整備をして植付けまで完了すれば、翌年は、防風ネット等の支援が受けられるということですよね。
頑張って今年中に畑の整備をしたいと、燃えてきました!!
気になる方は、公益財団法人 中央果実協会のページを見てみると詳しく掲載されておりますよ!
本日のブログは、ここまで!
それでは、また明日~