ブログをご覧の皆様こんにちは!
鹿児島県出身 「徳之島ブロガー」のとし( @kedokumango )です。
大型な果実で赤紫色の果皮が特徴的なマンゴーの品種「レッドキンコウ」ですが、私が苗木を手に入れたのが、2014年3月のことでしたので、ちょうど3年が経過しました。
昨年も小さな花は、見せてくれたものの着果にまでは至らなかった「レッドキンコウ」ですが、今年は、花軸の様子からも期待できそうな感じですので、現在の「レッドキンコウ」の様子について紹介したいと思います。
樹勢の強いレッドキンコウ
私のマンゴー園での主力品種は、「アーウィン」と言う、果皮が真っ赤なマンゴー界でも代表的な品種となります。
そんな「アーウィン」とは、別に今後のマンゴー栽培の勉強の為に数種類のマンゴーを60L鉢で育てています。
今回紹介する「レッドキンコウ」も、その中の1種類でして、試行錯誤しながら育てているものとなります。
こちらが私が苗木から3年をかけて育てた「レッドキンコウ」となります。
鉢植えですから、枝を誘引する箇所がなくて、鉢に支柱を固定して、そこへ誘引するような手法をとりながら育てています。
それにしても、この「レッドキンコウ」は、樹勢が強く、葉は、とっても大きくなりますし、一気にここまで大きく成長した感じがあります。
大型のマンゴーの代表というと「キーツ」も挙げられますが、「キーツ」も樹勢が強いことから、大型の果実を実らせる品種は、樹勢が強いものだと、わかってきたところです。
2017年の「レッドキンコウ」の花は期待できるぞ!
昨年も花を見せてくれた「レッドキンコウ」なのですが、昨年の花の花軸は、ひ弱な感じがしましたが、今期の花軸は、見た目にしっかりとしています。
たくましい花軸が伸びていますよね。私のマンゴー栽培の経験では、このように、しっかりとした花軸で花を咲かせたものは、良い果実を実らせてくれるんです。
よって今年の「レッドキンコウ」は、期待できると判断しました。
また、この花軸ですが、しっかりと花も開花していますよ。
この枝で開花しているものは、現在この一輪だけとなっていますが、他の花軸では、このように色鮮やかに花を咲かせていますよ。
現在は、受粉用の昆虫たちがビニールハウスの中を所狭しと飛び回っていますからね。
このまま上手く受粉さえしてくれれば、無事に着果ということになります。
もう1本のレッドキンコウでも開花を確認しているよ!
私が研究用に育てている主力品種とは違うマンゴーですが、途中で枯れてしまうことなども想定して、2本ずつ育てています。
先程紹介して「レッドキンコウ」のもう1本の樹でも開花が確認できますので、その様子も見てみましょう。
樹の様子がわかるように全体を撮影すると花軸の確認が難しいのですが、このような状態でも、しっかりと開花している枝がありますよ。
こちらが、こちらの樹での標準的な花軸の様子となります。
もう1週間もすれば、完全に開花して花吊りが必要な状態となるわけですが、成長の早い枝では、このように綺麗に開花しています。
本来でしたら、開花の時期を揃えたいところなんですが、なかなか上手く調整できないのが現実となっています。
本日のまとめ
マンゴーの苗木を入手して、定植すると上手いこといけば、1年目から開花することもあるのですが、1年目だと樹勢が弱く着果させると、余計に樹が弱ってしまい、枯れてしまうこともあります。
2年目ともなると、樹に勢いものってきて、上手くやれば着果することも可能ですが、これは、マンゴー栽培の経験者で好条件が揃ったときと言えるでしょう。
そして今回の3年目での開花ですが、これがマンゴーを苗木から育てて「開花&着果」へと繋がる標準的な流れでないかと思います。
育てる環境で、枝数や葉数も異なりますから、絶対に3年で開花&着果するとも言えないわけですが、やはり標準は3年なんじゃないでしょうかね。
次回、ブログで「レッドキンコウ」を紹介することがきたとすれば、めでたく着果した時でしょう。
上手く着果してくれることを祈りたいと思いますよ。
本日のブログは、ここまで!
それでは、また明日~