ブログをご覧の皆様こんにちは!
鹿児島県出身 「徳之島ブロガー」のとし( @kedokumango )です。
私が育てている「パパイヤ」は、種から育てているものが、殆どなのですが、2017年も施肥の時期がやってきたので、施肥を行いながら、枯葉の除去などの作業を行いましたので、その作業内容について紹介したいと思います。
この記事の目次
2017年7月の施肥について
植付当初からパパイヤの施肥については、1ヶ月に1回としておりましたが、今回から、50日1回を目安とすることにしました。
これは、パパイヤの成長が落ち着いてきたことから、そのように判断しました。
施肥を行う前に「雑草マルチ」を取り除くよ!
私が育てる果樹は、柑橘類をはじめ全ての果樹において、雑草の抑制と水分の蒸散防止を目的として、刈り取った雑草を果樹の株元に集積するようにしています。
特に夏場で雨が降らないときなどは、葉が萎れてくる果樹が多いものですが、この雑草マルチをするようになってからは、水切れで葉が萎れてくるのは少なくなったと感じています。
こちらが2017年7月現在のパパイヤ(レッドレディ)の様子です。
早朝などの光の当りかたでも変化がありますが、元気なパパイヤの樹の葉は、とても美しいと感じているのですが、現在のところは、納得できる葉色となっています。
さて「雑草マルチ」とは、どういったものなのかを見てみましょう。
株元のまわりに茶色の枯れた草がありますよね。
その部分だけ光が下に通らないので、雑草が抑制されていることが、この写真でわかりますよね。
他にも効果として、微生物が集まるので土がふかふかな状態となり、雑草が生えても、土がやわらかいので草が抜きやすくなっていますよ。
今回の施肥は、肥料を投げたあとに土と軽く混合したいと考えているので、この「雑草マルチ」を除けてから、作業することにしました。
植物栽培では、このように丁寧な作業をすることが大切なのだと感じていますよ。
2017年7月のパパイヤへの施肥について
今回のパパイヤへの施肥ですが、堆肥をベースとして、少量の「石灰」と「油かす」そして柑橘用の「果樹配合」を自身でブレンドしたもの投入することにしました。
私は、このようにブレンドして肥料を投入するようにしていますが、このブレンドの仕方については、栄養素が偏らないように、配合率を替えて混合するようにしていますよ。
こちらがブレンドした肥料と堆肥を散布したところとなります。
肥料の投入が終わったあとは、小さな三叉のクワを使って、丁寧に表土と混合してあげました。
肥料と表土の混合を終えたら、あとは、作業前に除けておいた「雑草マルチ」をもとに戻して作業完了となります。
このように枯れた雑草でマルチを施していますが、私は、刈り取ってすぐのまだ緑色の状態のものでも、このように株元に集積するようにしています。
1ヶ月もすれば、カサが減ってしまいますが、夏場は、どんどん草も生えてきますし、マルチに使用する資材に困ることはないと思いますよ。
2017年5月の栽培記録については、こちらで紹介しています。あわせてご覧ください。
パパイヤのウイルス対策も施したよ!
現在の徳之島では、イオンとの提携もあって野菜としてのパパイヤ栽培が盛んになってきているところですが、その一方で、パパイヤのウイルスが問題となってきています。
そのウイルスを予防するには、施肥で樹勢を落とさないことと、成長途中で枯れた葉をすぐに除去することだそうです。
よって、今回の作業中も枯葉を全て除去しましたよ。
葉が黄色になって枯れてきていますよね。
このような葉を除去していきます。
葉の除去については、ハサミで根元から切り落としますよ。
なお、鹿児島県の農業普及員からのアドバイスでは、この葉の切除に使用したハサミは、ハイターなどで消毒することが大切だということでした。
新たな苗木の定植も行っているよ!
パパイヤは、食べたものが美味しかったら、その種を植えておくことで、簡単に苗木を作ることができます。
そこで、昨年度に食べて、とても美味しかったパパイヤがあったので、その種を植えておいたものが、苗として露地へ定植できるくらいまで成長してきておりましたので、そちらの苗木も露地へ定植しました。
いつも苗木を定植したら施していることですが、今回も根付きを良くするために肥料袋で保護していますよ。
とっても美味しかったパパイヤや、その種を植えたことは、こちらの記事で紹介しています。あわせてご覧ください。
7月の花には着果しなかったようです!
嬉しいことに7月は、パパイヤに蕾があがり花も咲きましたが、残念ながら着果には至らなかったようです。
パパイヤの蕾について見てみましょう。
現在も、このような蕾が幾つかあがってきていますよ。
このような蕾があがってきてから、しばらくするとこのように開花します。
しかし、まだ樹が小さいからでしょうか。
パパイヤの花は、もう少し大きな花が咲くものです。
当ブログでも露地栽培で咲くパパイヤの花を以前に紹介しましたが、その花を見てみましょう。
大きくて勢いの良い花が咲いていますよね。
これくらいの花がこないと着果には至らないようでして、花を咲かせたあとは、このように軸のみが残ってしまいました。
これでは、着果は期待できそうにありませんよね。
肥料も施しましたし、力を付けた来月に期待したいところです。
勢いの良いパパイヤの花の写真は、こちらの記事から抜粋しました。あわせてご覧ください。
本日のまとめ
苗木を育成したポット鉢から露地へ定植すると一気に樹が大きくなってきたパパイヤですが、6月の梅雨による降雨と、7月の気温の上昇で、さらに樹勢が強くなってきたと感じています。
葉の数もどんどん増えているといった感じですかね。
パパイヤは、露地への定植から収穫までが早いことも魅力ですから、早い時期での収穫を期待しているところです。
現在付いている蕾への着果がとても楽しみになっているところです。
本日のブログは、ここまで!
それでは、また明日~