ブログをご覧の皆様こんにちは!
鹿児島県出身 「徳之島ブロガー」のとし( @kedokumango )です。
当農園では、2017年3月末より、【パパイヤ栽培】苗から育てるパパイヤは最短何日で収穫できるか試してみるぞ! ということで、実際にパパイヤの苗を定植して、何ヶ月で収穫できるのか?というのを実験しています。
定植から2ヶ月が経過したので、現在の成長の様子について紹介したいと思います。
この記事の目次
1ヶ月でここまで大きくなったパパイヤ
2017年5月末の青パパイヤ「レッドレディ」ですが、背丈にして60cmほどの大きさとなってきました。
定植時には、根付きを良くするために肥料袋で保護していたのですが、2ヶ月で肥料袋から頭を出すほどまでに成長してくれましたよ。
比較の為に4月末の状態の青パパイヤ「レッドレディ」を見てみましょう。
完全に肥料袋に隠れてしまっていますから、1ヶ月で、どれだけ大きくなったか一目瞭然ですよね。
ちなみに4月末の肥料袋を外した状態がこんな感じでした。
小さいですよね。
幹なんて「割り箸」くらいの太さしかなかったんじゃないでしょうか。
それが、1ヶ月経つと、こんなにも太ってきていますよ。
4月末の写真では、杭とパパイヤを固定している白いビニール紐に余裕がありましたが、5月下旬の写真では、余裕がなくなってきており、このまま放置しておくと、ビニール紐が幹に食い込んでいきそうな感じもします。
気温が上昇して、暖かくなってきたうえに、肥料も十分に効いていると、パパイヤは、こんなにも成長が早いものだとわかって貰える良い例を得ることができましたよ。
定植から1ヶ月目の成長については、こちらの記事で紹介しています。あわせてご覧ください。
パパイヤに肥料を与えるぞ!
私の青パパイヤ「レッドレディ」の栽培計画としては、1ヶ月に1回の施肥で樹を一気に大きくしていければと考えています。
幸いにもパパイヤは、肥料を欲しがる植物でして、私が所有している書物でも、そのように記載されていることから、肥料が切れないように1ヶ月に1回ずつ施肥を行なうようにしています。
また、施肥の計画では、チッ素とカリをベースにしながら、6ヶ月間は、台湾流も導入して石灰分も配合しようと考えています。
よって、今回の肥料は、石灰と柑橘用の肥料を混合したものを与えることにしました。
今回も粒状の肥料を株元に蒔いたあとに、表土と馴染むように、土と混合してあげました。
この表土と混合している作業中ですが、いつものように「ミミズ」を確認することができましたので、土は、良い状態を保っていると判断しました。
今後の栽培について
苗の定植から、肥料袋で保護をしてきましたが、十分に大きくなったことと、株元にもしっかりと太陽の光を当てたいことから、今回からは、肥料袋による保護をせずにこの状態で今月の世話の完成形としました。
現在の背丈で60cmですが、2017年5月現在の徳之島は、梅雨の真っ最中でして、灌水量は十分にありますし、肥料もしっかりと効いています。
6月末の報告のときには、もしかしたら背丈80cmぐらいになっているのではないかと楽しみにしているところです。
ハワイからやってきたパパイヤも元気に成長しているぞ!
私の農園では、ブログ読者の方がハワイへ行かれた際に、現地で食したパパイヤの種を持ってきてくださいました。
このパパイヤの種を植えたのが2016年9月のことでして、苗を現在の場所へ定植したのが、2016年10月のこととなっています。
冬季の間は、気温が低いこともあり、思ったより成長しなかったのですが、3月の気温の上昇とともに、急激に成長スピードをあげて、たくましく育ってきました。
こちらが2017年5月下旬のハワイからやってきた「サンライズパパイヤ」となります。
こちらも2017年4月の状態と比べてみたいと思います。
こちらが、2017年4月のサンライズパパイヤとなります。
これ、本当に同じ樹なんですよ!
たった1ヶ月で背丈にして20cmと伸びて、幹の太りかたなんかは、目を見張る物があります。
これだけ成長の早い植物ですと、育てていて本当に楽しいですね。
パパイヤの「雄(オス)」と「雌(メス)」について
樹が成長してくるにつれて、気になってくるのが、「このパパイヤは、実が付くだろうか!?」というところになってきます。
パパイヤというのは、「雄(オス)木」と「雌(メス)木」があって、オスの方には、着果しないんです。
せっかく、着果の段階まで成長しても、オス木で着果しないとなったら残念じゃないですか。
そこで、徳之島で昔から言われているオスとメスの見分け方について紹介したいと思います。
徳之島で言われる見分け方は、簡単でして株元を見比べます。
株元の太り方が急激に太っているものがメスと言われていますよ。
こちらの写真がメス木の例です。
株元が急激に太くなっていますよね。
これが、オス木だと、下の写真のように、ほぼ平均的に同じような太さとなって成長しています。
あくまで、昔から徳之島で言われている見分け方ですので、参考にはならないかもしれませんが、一つの知識として覚えておいてはどうでしょうか。
また、花の付き方で確実に見分ける方法がありますが、その方法については、開花したときに紹介したいと思います。
サンライズパパイヤの種の植付については、こちらの記事で紹介しています。あわせてご覧ください。
2016年11月末に植えたフルーツパパイヤの種も発芽したぞ!
当農園では、2016年11月末に品種名は不明ですが、戴き物のフルーツパパイヤが超絶美味しかったので、その種を植付けました。
その種なんですが、11月末の種蒔きということで、すぐの発芽とはいかずに失敗したと思っていたのですが、半年ほどが経過した2017年に発芽してきました!
こちらが発芽してきたフルーツパパイヤとなります。
寄って見てみると、ちゃんとパパイヤの葉の形をしており、間違いなくパパイヤの苗だということが確認できますよ。
この苗も背丈が20cmほどになったら、路地へ定植したいと考えていますが、おそらく6月中旬には、定植できるのではないかと考えています。
フルーツパパイヤの種の植付については、こちらの記事で紹介しています。あわせてご覧ください。
本日のまとめ
温度さえ確保できれば、簡単に育てることができるパパイヤですが、成長スピードも早く、観察していて、本当におもしろいと感じる果樹です。
簡単に育てることができて、しかも果実は、未熟なときでも野菜として食べることができますし、フルーツとして食べることも可能です。
パパイヤは、昔から沖縄や徳之島では、各家庭の軒先で育てられていました。
簡単に育てられて、美味しく食べることができるというのも背景にあったのでしょうね。
未熟な青パパイヤと完熟したフルーツパパイヤの食べ方については、下記の記事で紹介しています。あわせてご覧ください。
本日のブログは、ここまで!
それでは、また明日~