ブログをご覧の皆様こんにちは!
鹿児島県出身 「徳之島ブロガー」のとし( @kedokumango )です。
2016年12月に種を蒔いた「アテモヤ」ですが、1本は、翌2月に発芽したのですが、大半が、半年が経過した2017年6月に発芽してきました。
今回は、この発芽した実生苗を苗床からビニールポット鉢へ移しましたので、その作業の様子について紹介したいと思います。
この記事の目次
種から発芽した「アテモヤ」の実生苗の様子
2017年6月下旬の「アテモヤ」の種を蒔いた苗床の様子から見てみることにしましょう。
私は、種を蒔いて育てるときですが、最初からビニールポット鉢に植えることもありますが、発芽するか心配なときや、たくさんの種を蒔くときには、一度「苗床(なえどこ)」に種を蒔いてから、それから時を見て、ビニールポット鉢へ移すようにしています。
こちらが発芽した「アテモヤ」です。
種を蒔いたのは、この長方形の容器にまんべんなく蒔いたのですが、このように偏った発芽となってしまいました。
今までの経験からも「アテモヤ」の発芽率は、あまり良い方ではないため、このくらい発芽してくれただけでも「儲けもの」の考えることにしますよ。
もう少し、苗に寄って撮影したものが、こちらとなります。
「アテモヤ」の葉は、発芽当初は、黄緑色をしていますが、成長とともに濃い緑色へと変化していきます。
その変化の様子を観察していると、日に日に変化していくので、成長の進度が手に取るようにわかりますよ。
種を蒔いたことや、発芽したことは、こちらの記事で紹介しています。あわせてご覧ください。
「アテモヤ」の実生苗を移すビニールポット鉢を準備するぞ!
こういった実生苗など、苗を植え直すときは、根が乾かないように手早く行動する必要があります。
その為にもビニールポット鉢や植える土を準備してから、苗床から掘り出すようにしたいものですよ。
ビニールポット鉢の準備
今回準備したビニールポット鉢は、直径が18cmのものを選択しました。
こちらのビニールポット鉢の底ですが、水抜き穴が開いていますので、この穴を樹脂製の網をこのようにカットしたものを設置して塞ぎます。
この位の穴だと、せっかく入れた土が鉢の下から流れ出てしまいますからね。
きちんと網で塞いでおきますが、完全に塞いでしまうと水が抜けずに根腐れしてしまうので、必ず「網」で塞ぐようにしましょう。
植え付ける土の準備
今回のビニールポット鉢へ移す作業の土ですが、山砂などを用いることも考えましたが、この「アテモヤ」は、大切に育てたいことから、今回の作業では、清潔な購入した土を用いることにしました。
これは、清潔な市販の土を使うことで、成長過程で不具合が生じたときに、「何を疑うべきか!?」ということを減らすことにも繋がると考えています。
今回は、「赤玉土」と「鹿沼土」を1対1で混合したものを用いました。
なお今回は、「アテモヤ」の根が細いことから、土とよく馴染むように、「赤玉土」「鹿沼土」ともに、「小粒」を選びました。
こちらを購入土を大きめの容器に移して、混合していきますよ。
今回は、1対1の混合ですから、写真に写っているようなスコップで「赤玉土」を5杯入れたら、「鹿沼土」を5杯入れれば良いわけですから簡単ですね。
私は、この1対1の混合が一番水はけや水持ちが良いと感じているので、お気に入りの混合比となっていますよ。
適正な量を容器に移したら、あとはしっかりと混合していきます。
この混合を終えた土ですが、「鹿沼土」の粉で、「赤玉土」までも白くなってしまっていますが、これは、植え付け後の最初の灌水で流れていきますので、安心してください。
ビニールポット鉢へ移したよ!
さて、ビニールポット鉢を植え付ける準備が完了したら、早速、苗をビニールポット鉢へ移していきましょう。
ここは、迅速に作業する必要があったので作業途中の写真は、省きます。
写真に写っているのは、10鉢ですが、今回の作業全体で18本の苗をビニールポット鉢へ移しましたよ。
本日のまとめ
今回紹介した「アテモヤ」の実生苗ですが、このまま育てると収穫までに何年も費やしてしまいます。
そこで、まずは実生苗をして1年この状態で育ててから、「アテモヤ」の優良品種」を接木して、そこからさらに1年間育てて、それから、ようやく露地への定植と考えています。
こういった熱帯果樹は、露地へ定植したらあとの成長は、早いですからね。私の育てるアテモヤは、3年苗を定植してから1年後には、着果しています。
この計画が上手く行けば、農園の「アテモヤ」をさらに充実させることができそうですよ。
私が「アテモヤ栽培」で参考にしている書籍は、こちらとなります。
本日のブログは、ここまで!
それでは、また明日~