鹿児島県が主催する「平成28年度 研究成果発表会」に参加してきた!

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ブログをご覧の皆様こんにちは!
管理人のとしです。

平成28年7月15日に「かごしま県民交流センター」にて、鹿児島県の農業開発総合センターによる「研究成果発表会」が開催されました。
私も、マンゴーに関する知識を深めたいと参加してまいりましたので、そのときの様子を紹介したいと思います。


 

 

県議会議員をはじめとした幅広い層の参加でした!

私、この「研究成果発表会」というものに初めての参加だったのですが、農業開発総合センターで研究したものを発表する場だろうぐらいにしか考えていなかったのですが、こちらの受付にて受付を済ませるときに左端の方に目を向けると驚きました。


研究成果発表会の受付の様子
“研究成果発表会の受付の様子”

 

ちゃんと「県議会議員」も招いて、発表会を開催するんですね。
これは、やはり「県議会議員」にも現状の鹿児島県の農業を、お伝えする場としても重要な場なのだと感じました。

ポスター発表の様子を見てみよう!

今回の発表会ですが、正午から「最新の研究成果(ポスター発表)」ということで、自由に研究内容を見学できるスペースが設けられていましたので、私もマンゴーに関することや、興味のある植物について見学してまわりました。


ポスター発表の様子
“ポスター発表の様子”

 

ポスター発表の場では、研究を担当された方が、その場に常駐し説明してくださったので、研究内容で気になったことなどを、すぐに聞くことができたので、ありがたく感じました。

こちらは、マンゴーに関する研究のポスターです。


研究成果発表会でのマンゴーのポスター
“研究成果発表会でのマンゴーのポスター”

 

当ブログでも、何回も登場してきた「スワルスキーカブリダニ」に関する研究の内容がまとめられておりました。

その他にも、このような研究中の設備なども展示されておりましたよ。


簡易型ファン冷房機
“簡易型ファン冷房機”

 

こういう風に研究が重ねられ、製品として生まれて行くのですね。
農業設備が生まれていく裏側を覗いた気がしました。

分科会では「かごしまマンゴー」研修会に参加したぞ!

ポスター発表、全体会による発表を終えると、分科会の発表が3つの部屋にわけられおこなわれました。


会場案内図
“会場案内図”

 

私は、もちろん「かごしまマンゴー」研修会に参加してきました。

ちなみにですが、マンゴー研修会では、「マンゴーの試食会」も準備されておりましたよ。


マンゴー試食会の様子
“マンゴーの試食会の様子”

 

鹿児島本土のマンゴーは、どうなのかと、よ〜く味わって試食してまいりました。
香りも良く、繊維質も消え、品質の良いマンゴーだと感じましたね。

食べ慣れている感もあってか、自分の栽培するマンゴーの方が私の口に合っている感じもしましたが!(笑)

 

かごしまマンゴー研修会でおこなわれた内容について

かごしまマンゴー研修会は、下記の内容で進められました。

  1. マンゴーの販売状況と評価
    こちらは、JA鹿児島県経済連花き課の担当者より、現在のかごしまマンゴーの販売状況や、卸価格についての解説がありました。
     

  2. 産地におけるプロジェクト活動の取り組みについて
    これは、県農業開発総合センター普及情報課の担当者より、現在おこわなわれている研究の概要について説明がありました。
     

  3. 果樹部における試験成果について
    ここが、私が一番気になる部分でしたが、こちらについては、2つの分野について解説がありました。
     

    • 無胚果、着色障害の要因解明と対策
       
    • アザミウマ類の生態解明と防除体型

 

アザミウマ類の生態解明と防除体型については、常日頃から当サイトでも「スワルスキーカブリダニ」を用いた防除体型を紹介していますので、着色障害について学んだことを下記にまとめたいと思います。

マンゴーの着色障害の要因解明と対策

マンゴーの着色障害についてですが、ここで言う着色障害とは、マンゴーが、まだらに色づくことを指しています。

私も、徳之島で開催されているマンゴー研修会に参加した際に、この斑模様の着色障害については、結露からくる障害だと学んでいましたが、その考え方に間違いはなかったようでした。

結露以外にも、結実後の薬剤散布による障害でないかという発表もありましたが、やはり結露による発生の方が多いとのことでしたので、ここでは、「結露軽減対策」についてまとめたいと思います。

 

マンゴー栽培における結露軽減対策

  1. 朝夕の換気を行なう。
    これは、朝夕の強制換気でビニールハウス内の湿度を下げ、結露を防ぐことを目的としています。
     

  2. 夜間の果実表面の温度を下げない。
    果実表面温度を下げ、ハウス内の温度が高いと温度差から結露が生じやすいために、夜間は24度を保つ方が良いとのことでした。
     

  3. 通風を良くする。
    これは、風が通ることで乾いた風が乾燥を促進するためです。
     

  4. 薬剤防除や灌水は晴天時の午前中に!
    これも必要な作業のあとには、ハウス内の湿度を低くする目的からです。
     

  5. 結露が起こる少し早い時間から温度を少し上げる。
    これは、夜明け後に太陽の直射でハウス内の温度が急激に上昇することによる温度変化による結露を防ぐことを目的としています。
     

  6. マルチシートを被覆しハウス内湿度を下げる。
    灌水チューブの上からマルチシートで被覆し、土壌からの水分蒸発を少なくし、ハウス内湿度の上昇を抑えると良いとのことでした。
     

  7. もみ殻、敷きわらを行いハウス内湿度を下げる。
    これは、上記6番と同じことが言えます。

本日のまとめ

今回、「平成28年度 研究成果発表会」に参加してですが、ここで紹介したこと以外にも沢山の技術を学ぶことができました。

マンゴー以外にも、さとうきびや柑橘類といった徳之島で栽培されている作物についても学ぶことができましたし、畜産についても現状の研究などについて学ぶことができました。

私が目指す農業とは、数値で示すことができる農業でして、土壌診断などの結果から、施肥を行い、効率的な栽培をすることを目標としています。
ですから、このように実験結果をもとにした栽培技術の研究結果の発表は、どれも興味深いものばかりで、正午に会場に入ってからというもの、常にメモの取りっぱなしの時間となり、とても有意義な時間となりました。

これには、研究成果の発表を担当された職員の方々へ感謝の気持ちでいっぱいです。

ぜひとも来年度も参加したい「研究成果発表会」となっていましたよ。

本日のブログは、ここまで!

それでは、また明日~


 

 
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