ブログをご覧の皆様こんにちは!
管理人のとし( @kedokumango )です。
奄美大島で「ミカンコミバエ」の発生についての報道がなされてから、その数日後である11月7日に私の耳にも、徳之島での「ミカンコミバエ」に対する防除についての話が耳に入ってきました。
すでに、奄美大島では、一部の作物に関しては、「廃棄命令」や「出荷禁止」についても決定しているようです。
本日のブログでは、そういった多大なる被害をもたらす「ミカンコミバエ」に対する徳之島での動向についてまとめたいと思います。
ミカンコミバエとは?
下記は、ミカンコミバエの生態についてWikiから参照したものとなります。
成虫は、パパイヤやバナナ、グァバ、マンゴー、アボカドなど、300種類以上の熱帯性の果実を宿主として利用する。
成虫のメスは産卵管を果皮に刺して組織内に卵を生み、孵化した幼虫は果実を餌として成長する。
幼虫は3齢を経たのち地上の土壌中に移動し、黄褐色の蛹となる。
ハワイにおいては、卵から孵化して成虫になるまでの期間は16日前後で、冷涼な気候下ではその期間は長くなる
徳之島での防除の動きも活発化してきた!
11月9日頃からでしょうか。町内の防災無線でも「ミカンコミバエ」の「誘殺トラップ」を設置している旨の放送がなされるようになってきました。
また、11月9日から行政発行による第1報として、「ミカンコミバエについて、町民の皆様へのお願い」という形で、各家庭へ文章の配布もなされています。
下記は、その「ミカンコミバエについて、町民の皆様へのお願い」という文章の中から、行政が町民へお願いしている件について抜粋したものとなります。
町民の皆様へのお願い
- 誘殺トラップや誘殺版の追加設置をおこないます。小さなお子様等が触れないようにご留意ください。
- トラップ周辺の農作物等を調査員が調査する場合があります。ご協力ください。
- トマト、ナスなどの野菜など、グアバ、バナナなどの果物類の果実を好みます食べ残しや皮は捨てずに、燃えるゴミの袋に入れて、通常のごみ焼却に出してください。
上記に、防災無線による呼びかけが始まったと記載しておりますが、これも日が経つにつれ、呼びかけの回数も多くなっており、行政や対策本部が慌ただしく動き始めていると推測できます。
徳之島の農業を守るんだ!
現在、こちらの「ミカンコミバエ」に対する誘殺トラップや薬剤が不足していることが、新聞等でも挙げられています。
しかし、町内の放送で呼びかけているとおり、「ミカンコミバエ」が産卵するような果実の処分は、我々島民にも行うことができます。
現在、「グアバ(バンシロウ)」については、緑色の果実でも全て収穫して、11月14日(土曜日)に各集落の公民館に持ち込むように案内されています。
私は、早速ですが、収穫を楽しみにしていた「キンググアバ」を処分することにしました。
こちらが収穫前の「キンググアバ」の様子です。
本当に楽しみにしていた「キンググアバ」でしたが、今回の「ミカンコミバエ」の繁殖を抑えるためには、こういった果実の処分ぐらいしか、一島民である私には、できないですからね。
きちんと全ての果実を切り取り、このようにビニール袋に入れておきました。
これを11月14日に集落の公民館に持ち込むように呼びかけていますので、指示に従い持ち込みたいと思います。
気の早い私は、もしかして集めてないかと公民館へ行ってみましたが、いまだ回収は、していないようでした。
ちなみに徳之島町役場へ問合せたところ、回収したグアバの果実からも発生状況について調査するとのことでしたので、私は、そのままビニール袋の口をしっかりと縛って11月14日(土曜日)まで保管しておこうと考えています。
防除作業のお手伝いをしてきます!
本日11月13日は、防除薬剤が入荷したとのことで、組合の方から応援依頼を受けています。
本業の建設業のお仕事と重なってしまう部分もありますが、時間が許す限りお手伝いをしてきたいと思いますよ。
本日のブログは、ここまで!
それでは、また明日~