ブログをご覧の皆様こんにちは!
管理人のとしです。
マンゴー栽培を行なっているビニールハウスにスリップス(アザミウマ)の防除を目的として、「スワルスキープラス」を投入しましたので紹介したいと思います。
スリップス(アザミウマ)とは?
スリップスとは、とても小さな害虫でして、マンゴーの栽培を行う上では、避けて通れない害虫となります。
私も2年前に夏の剪定が終了した直後の新芽が生え揃う頃に発生してしまい往生しました。
食害を受けた葉は、茶褐色になっていき元気を失っていきますし、2段目の伸長も思ったようには、上手くいかなかったという経験があります。
又、私は、果実がある時の発生を経験していませんが、果実へも影響を与えて、知人のマンゴー農家が頭を抱えているのも目にしてきましたので、このスリップス(アザミウマ)には、本当に注意していきたいものです。
スリップスについて詳しくまとめた記事がありますので、こちらも合わせてご参照下さい。
マンゴーの害虫「アザミウマ類(スリップス)編
スワルスキープラスとは?
スワルスキープラスとは、「アリスタライフサイエンス株式会社」から発売されている薬剤なんですが、よくニュースとかで見る体に悪影響を及ぼすような薬剤とは違います。
スリップス(アザミウマ)を餌に食べてしまう、「スワルスキーカブリダニ」という虫がティーパックのようなものに封入されているものなんです。
効果の程なんですが、私の元では、昨年2月にスワルスキープラスをビニールハウス内に放飼したのですが、マンゴーの夏期剪定直前までスリップスの発生を抑えてくれました。マンゴーは、2月といえば開花して受粉のために、ビニールハウス内にみつばちも放飼します。
そんな農薬に弱いみつばちがいる環境でスリップスが発生したからといって、殺虫剤を散布するわけにはいきませんよね。それに、4月からは果実も肥大してきます。大切なマンゴーに殺虫剤を散布することは、避けたいところなんです。
私は、スワルスキープラスは、高価ですが、必ず良い効果を発揮するとわかっていますので、このように夏場の投入に踏み切ったわけです。
「スワルスキープラス」、薬剤といっても、みつばちが生きていられる、とても安心できる害虫対策なんです。全ての農作物の害虫にも、このような製品が販売されることを願いたいですね。
製品について詳しい説明は、メーカーのホームページ天敵殺虫剤「スワルスキープラス」に詳しく書かれていますので、ご参照下さい。
実物は、どういったもの?
論より証拠!
9月8日に設置したものを写真で紹介したいと思います。
本当に小さなティーパックのようなものに入っている袋となっています。こちらが1梱包で100パック入っていますね。
こちらのスワルスキープラスは、枝にかけやすいようにフック状になっているのですが、私は、枝に掛けた後は、外れないようにホッチキスで固定するようにしています。
今回の投入なんですが、私のビニールハウスには、80本近いマンゴーの木がありますが、トータルで200パック投入する計画でいます。
今回は、一気に200パックの投入ではなく、9月8日に100パック、9月18日に残りの100パックを設置する予定でいますよ。
理由としては、夏場にスワルスキーを自分のハウスに放飼するのが初めてなものですから、とりあえず100パック投入してから、様子を見て残りを投入しようという考えからです。
きっと上手くいく!
そう願っておりますよ!
本日のブログは、ここまで!
それでは、また明日~