ブログをご覧の皆様こんにちは!
管理人のとし( @kedokumango )です。
ついに、マンゴー農園の北側に位置する畑の整備が始まりました。
こちらの畑は、ゴルフ場等に出荷する為に「クバ」を植えていましたが、最近では、ゴルフ場の開発というのも少ないですし、畑の有効利用ということで、「クバ」を全て処分し、今回、新たな果樹園として再生させようという計画であります。
この記事の目次
畑の改良をおこなっていくぞ!
今回、こちらの畑は、徳之島ダムからの水がひかれる予定になっており、鹿児島県の公共事業の一環として、圃場整備をして頂いておりますよ。
今回、私が希望したのは、「湧水処理工」「客土」「土層改良工」となっているのですが、まずは、現在の1番の問題点である「湧水処理工」からの着手であります。
まずは、湧水処理工の前に施工業者の協力で、畑に残った「クバ」の木の根っこを取り除いている状況がこちらです。
「クバ」の除根作業が完了すると、ようやく「湧水処理工」の床堀であります。
以前もブログに書きましたが、こちらの畑は湧水が酷いありさまでして、床堀が完了すると、どんどんと水が溜まっていきます。
今回、こちらの畑に植え付けようと考えている作物は、「ドラゴンフルーツ」であります。このままでは、絶対に良い作物を作ることは出来ませんからね。畑の根本的な問題から除去していきたいものであります。
水が溜まっている(湧きだしている)、部分を接写してみました。
悪いところは、土質が完全に「シルト」のような感じですし、一番下層部分は、長期に渡り水が滞留したせいでしょうか、粘土のようにもなっています。これでは、水はけが悪いのは当然です。
そもそも、畑がある土地名が「水分」というところで、昔々に花徳地区が、お米で裕福な時期であった頃の田園地帯だと聞いています。ですから、この辺りの地権者は、昔から「水」に悩まされてきているのです。
そんな畑が、今回の湧水処理工で蘇ってくれると、嬉しいものがありますね!今回は、湧水処理に加え、客土や土層改良も行います。土層改良に含まれる「深耕」という作業があるのですが、バックホウ(ユンボ)で5本位のフォークのような形をした爪を畑に60cmずつ突き刺していくのですが、この作業で、さらに古く閉め固まった土壌がほぐされ、水処理能力の向上にも繋がると思っています。
本日のまとめ
畑が蘇っていく姿を見学しているのも面白いものがあります!
作物を植え付けたら、ぐんぐんと育つんじゃないかと想像して、ついついニヤついてしまいますしね(笑)
今回の湧水処理工は、床堀が完了したこの状態で、一時完了です。
このまま2週間程、地盤の乾燥を待って次の作業へ移行していきますよ。
今回、施工して頂いている徳之島ダムからの水を各々の畑へ導く「畑地かんがい事業」ですが、灌水施設を整えるだけでなく、より良い圃場への整備も行なってくれています。
今回の事業で灌水施設を整備して、天候に左右されない強い農業を目指していきたいものでありますよ!
本日のブログは、ここまで!
それでは、また明日~